オリヴィアがコートニーとのことを振り返る
デビュー曲「drivers license(ドライバーズ・ライセンス)」で“初登場から8週連続全米シングル・チャートで1位となった史上初のアーティスト”という大記録を打ち立て、5月にはデビューアルバム『Sour(サワー)』をリリースしたオリヴィア・ロドリゴ。
最近ではその影響力の高さがアメリカ政府にも評価され、バイデン大統領や米感染症対策トップのファウチ博士とホワイトハウスで面会し、ワクチンの未接種が多いと言われる若い世代にワクチンの重要さを訴えるなど、多方面で活躍している。
そんなオリヴィアは以前、YouTubeで行なわれたイベント「サワー・プロム・コンサート・フィルム」の告知写真が、ロックバンドのホールが1994年にリリースしたアルバム『Live Through This(リヴ・スルー・ディス)』のアートワークに似ているとして、バンドのフロントウーマンであるコートニー・ラヴから「オリジナルのアイディアを盗んでおきながら、許可を求めないなんて失礼。そこには優雅さなんて少しも感じない。私は怒ってはいないの。私の身には常に起きることだから。だけど、これは悪い形だったね」と批判の声が寄せられる出来事があった。
その際、オリヴィアはコートニーのインスタグラムの投稿に「あなたのことも、『リヴ・スルー・ディス』のことも大好きなんです」とコメントし、コートニーも「オリヴィア、どういたしまして。私のお気に入りの花屋さんは、ロンドンのノッティング・ヒルにあるよ!あなたからのメッセージを楽しみにしてるね!」と返信してそれ以上のバトルに発展することはなかった。
その時のことをオリヴィアはGQのインタビューで触れており、「正直なところ、コートニー・ラヴが私の存在を知ってくれていることが嬉しいだけなの」と百点満点の答えで振り返った。
どのインタビューでもうまく切り返しながら答えるオリヴィアは、今回も誰も傷つけることない大正解な回答で切り抜けた。(フロントロウ編集部)