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スティーヴン・スピルバーグ監督は、映画『スパイダーマン』を作るチャンスを拒否していた。(フロントロウ編集部)

巨匠スティーヴン・スピルバーグ

 スティーヴン・スピルバーグは、アドベンチャー映画『ジュラシック・パーク』シリーズや戦争映画『シンドラーのリスト』など、多岐にわたるジャンルで素晴らしい作品を生み出してきた映画監督。

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 現在74歳の彼は、現在も映画界の第一線で活躍しており、2021年には、新作ミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストーリー』が公開されることも決定している。

 多くのファンに長きにわたって愛され続けているスピルバーグ監督だが、実は映画『スパーダーマン』や『ハリー・ポッター』などの人気シリーズの監督を断っていた。

スピルバーグ監督が人気映画の監督を断った理由

 「『ハリー・ポッター』や『スパイダーマン』を断ったのは、驚異的な成功を収めることがわかっていたから」と米Total Filmのインタビューで語っていたスピルバーグ監督。

 彼は続けて、「私にとっては何の挑戦でもなかった。それは、樽の中のアヒルを撃つような(簡単な)ことで、スラムダンクのようなもの。もう自分のエゴを確認するような必要はないし、誰かと競争して最大のヒット作を作る必要もない。私はただ、脚本、監督、編集にかかる約2年間、興味を持ち続けられるようなストーリーを伝えたいだけだ」とコメントした。

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 スピルバーグ監督が断った『スパイダーマン』の監督はサム・ライミになり、スピルバーグ監督の予想通り世界興行収入約900億円を超える大ヒットを記録。『ハリー・ポッター』シリーズも空前のヒットシリーズとなった。

 2021年、スピルバーグ監督は監督としての活動を始めて50年を迎えるが、彼の挑戦はまだまだ止まるところを知らない。2021年12月10日に日本で公開予定の『ウエスト・サイド・ストーリー』は、彼が初めて手がけるミュージカル映画で、多くの批評家やファンから期待の眼差しが集まっている。(フロントロウ編集部)

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