ラミ・マレック、『ノータイム・トゥ・ダイ』で悪役
クイーンの伝説的なフロントマンである故フレディ・マーキュリーの半生を描き、世界中で驚異的なヒットを記録した2018年公開の映画『ボヘミアン・ラプソディ』。2019年のアカデミー賞では、フレディを演じたラミ・マレックは主演男優賞を含む4部門を受賞するなど、批評的にも大成功を収めた。
そんなラミの次なる大きな出演作は、人気スパイ映画の新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。なんと、サフィンという名の強烈な悪役として参加する。彼は、『ボヘミアン・ラプソディ』での仕事が、『ノータイム・トゥ・ダイ』で悪役を演じるのに影響を与えたと米Empireで語った。
『ボヘミアン・ラプソディ』が悪役に与えた影響
ラミは、この役を引き受けるにあたり、これまでに悪役を演じてきた他の俳優の演技を完全にコピーするのではなく、自分自身のキャラクターにしたいと考えたという。
「もし僕が誰かのコピーを作ろうとしたら、誰が喜ぶだろうか?それが(フレディ・)マーキュリー(を演じた経験)から学んだことかもしれません。オリジナルでなければ、なぜ挑戦する必要があるのか?私は好きな人たちからいくつかのものを手に入れました。しかし、私は毎日、このキャラクター(サフィン)に意味があると思う何かを吹き込もうとしましたが、それと同時に、衝撃的で不安なものも(吹き込もうとした)」
『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒットを受けて、ラミがフレディ・マーキュリーというユニークな役柄を通して大きな学びを手に入れられたのは、非常に素晴らしい。気になる演技を見ることができる映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、2021年内に公開予定。(フロントロウ編集部)
※公開予定日が誤って2011年内となっていたため2021年内に修正しました。