ライアン・レイノルズ主演『フリーガイ』
8月13日より劇場公開が始まった『フリーガイ』は、『デッドプール』のライアン・レイノルズが主演を務める新作映画。
平凡で退屈な毎日を繰り返す主人公のガイが、ある日自分はゲームの世界の“モブ(背景)キャラ”であることに気づき、新しい自分に生まれ変わるために立ち上がるという斬新なストーリーで多くの観客を魅了している。
主演のライアンといえば、あらゆる場面で自分の代表的なキャラクターであるデッドプールを持ち出すことで知られているが、今回の『フリーガイ』ではデッドプールを出演させたくはなかったそう。
ライアン・レイノルズがデッドプールを出したくなかった理由
『フリーガイ』にデッドプールを出したくなかった理由は、本作が原作のない完全オリジナルの野心的な作品であるからだと米Cinema Blendのインタビューで語ったライアン。
「僕にとって『フリーガイ』の最も好きな点は、現在の(映画)市場においては非常に珍しく、非常に難しいと思われることをやっているところ。つまり、オリジナルのアイディアだけで大ヒット映画を作るということ。IP(著作物)でもなく、続編でもなく、コミックをベースにしているわけでもなく、何もベースにしていないんだ」
ライアンは続けて、「ビデオゲームの世界という、人々がよく知っているコンセプトやアイデアをベースにしている。そんな機会を得られたことが嬉しかったから、デッドプールを登場させる必要があるとは思っていなかった。彼はそこにフィットしないからだ。ディズニーで仕事をすることになったおかげで、いくつかの大きなサプライズはあるよ。でも、そうだね、デッドプールを入れることは考えていなかった」と明かした。
ちなみに、本作の宣伝動画にはデッドプールが出演しており、『フリーガイ』を辛口にイジリ倒している。
映画『フリーガイ』は、8月13日より日本の劇場で公開中。(フロントロウ編集部)