※この記事には、『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』のネタバレが含まれます。
『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』がついに公開
『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』は、マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督が手がけたDC映画の最新作。日本では、8月13日より公開が始まった。
DCの人気ヴィランたちが続々登場する本作は、彼らが減刑と引き換えに政府から任命されたデス・ミッションに挑む姿を描いている。
2016年に公開されたデヴィッド・エアー監督の映画『スーサイド・スクワッド』からは、ハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビーや、リック・フラッグ役のヨエル・キナマン、キャプテン・ブーメラン役のジェイ・コートニー、アマンダ・ウォラー役のヴィオラ・デイヴィスらが続投し、新たにイドリス・エルバやジョン・シナ、マイケル・ルーカーなどがキャストに加わった。
そんな『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』では、なんとスーパーマンがスーサイド・スクワッドにとっての“悪役”として登場する可能性があったことをガン監督が米Script Apartとのインタビューで明かした。
スーパーマンが“悪役”のアイディアもあった
「スーサイド・スクワッドがスーパーマンと戦うべきだと思った時があった」と語ったガン監督は、それでもスターロというヴィランを敵役に持ってきた理由を明かした。
「彼(スターロ)はコミックで大好きなキャラクターなんだ。絶対的にばかげているだけでなく、彼自身のやり方が非常に怖いから、完璧な漫画のキャラクターだと思う。彼がすることは怖いよ」
ガン監督は続けて、「子供の頃、スーパーマンやバットマンに(スターロがくりだす)フェイスハガーを装着して怖がっていたんだ。DCの悪役の中でも特にメジャーな存在なのに、今後も映画化されることはないだろうと思っていた」と、お気に入りのヴィランを活躍させたかったのだという強い思いを語った。
ガン監督はまた、スーパーマンを登場させたくなかった理由に、“DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)がまだ起動に乗っていなかった”という点も挙げている。『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』がDCEUに属しているのかいないのか、という問題にはあまり関わりたくなかった模様。
映画『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』は、現在日本の劇場で公開中。(フロントロウ編集部)