『007』最新作の能面のレプリカが発売
映画『007』シリーズで、過去5作にわたって主人公のジェームズ・ボンドを演じてきたダニエル・クレイグの卒業作となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、これまで新型コロナウイルスの感染拡大により何度も公開を延期にしてきたが、ついに10月1日に日本で公開されることが決定。
『007』シリーズの25作目となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、前作の『007 スペクター』後、現役を退きジャマイカで穏やかな日々を過ごしていたジェームズ・ボンドの元に、旧友のCIAエージェント、フェリックス・ライターから、誘拐された化学者を救い出してほしいという依頼が。再び戦いの世界に引き戻されたボンドは、その依頼が想像以上に危険な任務であることを知り、人類にとって脅威となる最強の「黒幕」を追うというストーリー。
そしてこの作品の中で『007』史上最も手強い敵と言われるサフィンを熱演したのは、2018年に大ヒットした、クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーの自伝映画『ボヘミアン・ラプソディ』に出演し、アカデミー賞の主演男優賞を受賞したラミ・マレックが熱演。
劇中でラミ演じるサフィンは、日本の能面にインスパイアされたマスクを被っているのだが、このマスクのレプリカが500個限定で発売されることが決定した。
サフィンのレプリカマスクは、シリアルナンバー入りのディスプレイスタンド、ブックレット、鑑定書がついて約4万4,000円(295ポンド)で発売される。
今回サフィンがつけている能面は、劇中でキーアイテムになりそうで、コスチュームデザイナーのスティラット・アン・ラーラーブは「能面は無表情で、役者の動きや照明によって、恐ろしくもあり、穏やかでもあり、攻撃的でもあります。この3つの形容詞は、私たちがサフィンに求めていたものです」とインスタグラムで能面について語っている。(フロントロウ編集部)