9月3日(金)公開のマーベル・スタジオ最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で、オークワフィナが演じるケイティは一体どんな人物? 新ヒーローの相棒の素顔に迫る!(フロントロウ編集部)

『オーシャンズ8』のオークワフィナがマーベル作品に初参加

 全世界を席巻し、衝撃と感動を巻き起こした映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』のマーベル・スタジオが贈る最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』の公開まで約1週間! 

 世界中の人々の記憶に残るビッグタイトルを次々と生み出すマーベル・スタ ジオが新たに贈り出す新ヒーロー、シャン・チーの誕生ストーリーに大きな期待が寄せられるなか、先日、ハリウッドで本作のワールドプレミアが開催され、豪華キャスト&製作陣たちが続々登場。その会場内でひと際大きな 歓声を浴びていたのが、シャン・チーの親友ケイティを演じたオークワフィナ

画像: 『オーシャンズ8』のオークワフィナがマーベル作品に初参加

 オークワフィナといえば、唯一無二のポップなキャラクターで人々をトリコにする、アジアを代表する俳優のひとり。俳優以外にも、コメディアンやラッパー、脚本家といった複数の顔を持つ多才さで知られる彼女だが、マーベル・スタジオ作品へ初参加となる本作で新たな魅力を爆発させそうな予感。

 オークワフィナといえば、ファッション界でも大きな話題を呼んだ映画『オーシャンズ 8』で、手品のような盗みのテクニックを持つ、“ちょっと風変わりな天才スリ”のコンスタンスで抜群の存在感を見せつけ、オールアジア系キャストの異色のハリウッド映画『クレイジー・リッチ!』でも、シンガポールの不動産王の御曹司を恋人に持つ主人公レイチェルの頼もしくも面白おかしい親友ペク・リンを好演し、見る人に強烈な印象を残してきた。

 コメディアンとしての才能がある彼女だからこそできる、テンポの良いコメディの演技が光る一方、 主演映画『フェアウェル』では、余命宣告された祖母とのやり取りをめぐる国の文化の違いの狭間で葛藤するビリーをエモーショナルに演じ、アジア系としては初となるゴールデン・グローブ賞の主演女優賞を受賞。コミカルな演技からシリアスな演技まで、どんな個性的な役柄でも器用に演じ分けるオークワフィナに、全世界が注目している。

オークワフィナ演じる新ヒーローの相棒「ケイティ」とは

 そんなオークワフィナが『シャン・チー/テン・リングスの伝説』で演じるのは、主人公シャン・チー(シム・リウ)の親友ケイティ。ケイティは、シャン・チーと子供のころからの付き合いながら、大人になった今でも同じホテルの駐車場係として一緒に働くほど親しい仲。しかし、そのケイティでさえも、シャン・チーが隠してきた過去については知る由もなかった…。

 親友であるシャン・チーは一見、平凡に暮らしてきたかのように見えるが、じつは彼には、一族に伝わる伝説の力「テン・リングス」を受け継ぐ後継者として育てられ、最強の力を持ちながらも、「二度と戦わない」と力を封印した過去があったのだ。普通の生活を夢見る彼は、 親友のケイティにも正体を伏せていたが、シャン・チーの正体を偶然にも知ることとなったケイティは「どんな秘密があっても、ずっと味方だから」と、それまでと変わらない態度でつねに彼に寄り添い支え続ける。

 シャン・チーと共に、自らも戦いに飛び込んでいく勇敢さを持ち合わせる一方で、自由気ままで気苦労など持ち合わせないケイティは、活発で型にハマらないイメージの強いオークワフィナにぴったりの役どころ。

画像1: ©Marvel Studios 2021

©Marvel Studios 2021

 ケイティについて、オークワフィナは「ケイティはシャン・チーの友だちで、向こう見ずなアジア系アメリカ人。彼女はシャン・チーがサンフランシスコに引っ越してきたとき、ケイティと出会うの。ケイティと家族は彼の世話を焼いて、とても親しくなる。彼にとって彼女は、アメリカでの家族みたいな存在だと言えると思う」と説明。自身が演じるケイティが、 父との関係で葛藤するシャン・チーにとって親友以上の心の拠り所になる重要人物だということを示唆した。

 そしてまた、 そんなケイティ自身も、じつは心の内に秘める葛藤が…。エモーショナルな演技でも定評があるオークワフィナだけに、 ケイティ個人が抱えるドラマをどのように表現したのかにも期待が高まる。

画像2: ©Marvel Studios 2021

©Marvel Studios 2021

 さらに、オークワフィナが本作で新たに挑戦したという、迫力満点のドライビン グシーンにも要注目! 今回の撮影に向けて特別にトレーニングを受けたそうで、「ドライビングのトレーニングは本当に楽しかった。まるで自分が『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の登場人物になったような気分だった。アクセル全開でドーナツ・ターンを決めるの。最高だった。シドニーのレース場でやったの。とても気分が高揚した。すごく楽しかった」と興奮混じりに語ったとおり、『ワイルド・スピード』シリーズの登場人物も顔負けの、スリル満点のドライビングアクションを披露するオークワフィナの姿を目にすることができそう。

 “悪”に育てられたシャン・チーの心に寄り添う重要な役どころを、時にはコミカルに、時にはシリアスに演じきったオークワフィナ。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』をご覧になる際は、壮大なアクションシーンを交え、さらなる魅力を世に知らしめるであろう彼女が熱演したケイティから目を離さないで!

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』あらすじ

 マーベル・スタジオの新時代の幕開けを担う、新たなヒーローが誕生! 悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓ったシャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか? 自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントが始まる。

 映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』は9月3日(金)より全国公開。(フロントロウ編集部)

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