キット・ハリントンが子育ての大変さを語る
マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）の新作映画『エターナルズ』にブラック・ナイト役で出演する俳優のキット・ハリントンが、親になることは「最も体力を消耗すること」だと豪The Weekend Australianのインタビューで語った。
ご存じの方も多いと思うが、『ゲーム・オブ・スローンズ』での共演がきっかけで結ばれたキットと妻で俳優のローズ・レスリーのあいだには、今年2月に誕生した息子がいる。
キット・ハリントンと妻のローズ・レスリー。
「正直に言って、僕の背中はボロボロだ。頻繁にジムで鍛えているけど、子供を持つと何かと体力を消耗する」。こう話すキットは、続けて「（ひとり親の人たちが）どうやってそれを実現させているのかわからない。だって、（子育ては）僕が『ゲーム・オブ・スローンズ』で経験したどんなことよりも疲れるんだから」と、自身の代表作である『ゲーム・オブ・スローンズ』の撮影で何度も過酷な体験をしたが、子育てはそれ以上に大変だと身をもって感じていることを明かした。
ただし、どんなに疲れようと、キットは夫そして父親であることを「素晴らしい」と思っているそうで、「（家族のおかげで）僕は今ものすごくハッピーで、満たされていて、真面目な人間だ」とも語っている。
息子を連れて愛犬の散歩をするキット・ハリントン。
ちなみに、普段はあまりプライベートについて話したがらないものの、子育てのことになると冗舌になるキットは、「（父親になるということについて）事前に教えてもらったこともあれば、教えてもらってないこともある。誰もが『君が経験しようとしていることは大変なことだよ』と言う。でも、実際にそうなってみないと、それが一体どういうことなのかはわからない。そして、驚くことにこれは永遠に続くんだ。（父親業に）休みはない」、「毎日、目を覚ましてこの“小さな人間”の世話をしているうちに、僕たちはある種ユニットの一員になった。父親になって1番驚いたのは、3人がひとつのユニットになったことかな。そのためには新たな原動力を見つけなければならない。息子が成長し、変化していくのを毎日見ているけど、それによって自分がどう変わるのかにも注目してる。そしてそれはすごく美しいことだと思う」と、父親になった感想を米Accesss Hollywoodのインタビューで明かしている。（フロントロウ編集部）
