新型コロナウイルスのワクチンを接種済みであることを簡単に証明するために、ワクチン接種に関する必要な情報が入ったQRコードのタトゥーを入れた男性が話題になっている。(フロントロウ編集部)

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タトゥーでワクチンの接種証明がラクに!?

 日本でも海外渡航者向けに発行されるなど、今後、さらに国内での導入拡大が予想される新型コロナウイルスのワクチンの接種証明書。ワクチン接種が進んでいる欧米諸国ではすでに実用化がはじまっており、一部の国や地域では飲食店やジムなどの屋内施設でワクチンパスポートの提示が義務化されるなど、日常生活でも必要不可欠になりつつある。

 たとえば、イタリアでは、レストランや映画館、屋内競技施設を利用する際に、欧州連合(EU)圏内で運用されているQRコードを使ったデジタル証明書「グリーンパス」を提示することが義務付けられているため、ワクチン接種後、専用のアプリをスマホに入れるか、紙に印刷してつねに携帯する必要がある。

 しかし、どこへ行くにも接種証明を持ち歩かなければならないのは“めんどくさい”。そう思ったイタリア在住の男性、アンドレア・コロネッタはその問題を解決するある画期的な方法を思いついた。

 それは、自分の腕にQRコードのタトゥーを入れるというもの。実際の写真がこちら。

 米New York Postによると、タトゥーを入れるにあたって、アンドレアは両親から「衝動的にならず、よく考えるように」と諭されたというが、現時点では入れたことを後悔していないそうで、「なかなか独創的でしょ。僕は人と違うの好きなんだ」と現地紙に語っている。

 ちなみに、QRコードのタトゥーは、適切なデザインでないと正しく機能しない。使えなければ意味がないが、後日、このタトゥーを彫った張本人でもある友人が彼の腕をスマホでスキャンして確認したところ、ちゃんと表示された。

 友人が別の日にTikTokにアップした動画には、このQRコードのタトゥーを使ってマクドナルドに入店したアンドレアが、店内で食事をする様子が映っていた。(フロントロウ編集部)

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