『I Care A Lot』が『パーフェクト・ケア』の邦題で日本公開
デヴィッド・フィンチャー監督の映画『ゴーン・ガール』で失踪した妻エイミーを怪演し、第87回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされるなど、高い演技力を誇る俳優ロザムンド・パイクのあらたなる最高傑作『パーフェクト・ケア』が12月3日(金)より全国劇場3週間限定公開&デジタル配信開始となる。
STORY
法定後見人のマーラ(ロザムンド・パイク)は、判断力の衰えた高齢者を守り、ケアすることが仕事。常にたくさんの顧客を抱え、裁判所からの信頼も厚いマーラだが、実は彼女は裏で医師や介護施設と結託して高齢者たちから資産を搾り取る悪徳後見人だった。パートナーのフラン(エイザ・ゴンザレス)とともにビジネスは順風満帆。まさに“アメリカン・ドリーム”を手に入れたマーラだったが、突如その目前に暗雲が立ち込める。新たに獲物として狙いを定めた資産家の老女ジェニファー(ダイアン・ウィースト)をめぐって、次々と不穏な出来事が発生し始めたのだった。身寄りのないはずのジェニファーの背後にはなぜかロシアン・マフィア(ピーター・ディンクレイジ)の影が…。迫りくる生命の危機、まさに絶体絶命。「私に“負け”はない」と豪語するマーラの運命は果たして。
アメリカでは『I Care A Lot』というタイトルで公開された本作で主人公マーラを演じたロザムンドは第78回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)受賞。監督は『アリス・クリードの失踪』のJ・ブレイクソン。また、キャストにはドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』シリーズのピーター・ディンクレイジや、映画『ベイビー・ドライバー』、『ゴジラvsコング』のエイザ・ゴンザレス、ダイアン・ウィーストら個性的な実力派俳優が加わった。
この度解禁となったポスタービジュアルでは、ロザムンド・パイク演じるマーラ・グレイソンが“誠心誠意のケア”をしている顧客たちの写真を前に不敵に微笑む姿が。さらに、予告編では高齢者を“保護”し、訴訟をものともせず順調にビジネスに邁進するマーラ。しかし彼女はとてつもなくヤバい獲物に手を出してしまい、あわや絶体絶命…。先が見えない展開に期待が高まる。
ロザムンドが華麗なほど大胆不敵に、狡猾に人を欺く100%共感不能な主人公を怪演する映画『パーフェクト・ケア』は12月3日(金)より全国劇場にて3週間限定公開、デジタル配信も開始となる。(フロントロウ編集部)