俳優のスタンリー・トゥッチが、3年前に舌がんと診断され、治療を受けていたことを明かした。(フロントロウ編集部)
スタンリー・トゥッチ、舌がんで闘病
映画『プラダを着た悪魔』や『ハンガー・ゲーム』などで知られるスタンリー・トゥッチが、舌がんと闘っていたことを、英ヴァージン・アトランティックの機内誌Veraのインタビューで明かした。
診断が下されたのは3年前のことで、舌に腫瘍ができていたという。「手術をするのには大きすぎたから、高容量の放射線治療と化学療法をしなければならなかった」と、彼は振り返る。
この治療は、スタンリー、そして彼の子供たちにとって辛いものだったという。その理由の1つには、彼の最初の妻であるケイトが2009年に乳がんによって47歳で亡くなっていることがある。
「あんなこと(放射線治療と化学療法)は、もう二度としないと誓った。私の最初の妻はがんで亡くなった。そして、彼女が数年間にわたって同様の治療をする姿を見るのはひどく苦しいものだった」
しかし、現在は彼のがんは完治し、再発の可能性も低いという。「がんによって、より恐怖を感じるようになったと同時に、恐怖を感じなくもなった。病気になる前と比べると、かなり年を取った感じがする。でも先に進みたいし、物事をやり遂げたい」と、スタンリーは力強く語った。
(フロントロウ編集部)