アンジーが“ブラピと子供たち”について重い口を開く
親権や財産分与をめぐって、別れた夫のブラッド・ピットといまだに法廷闘争を続ける俳優のアンジェリーナ・ジョリーが、ブラッドと愛する子供たちについて重い口を開いた。
ご存じの方も多いと思うが、約10年間の交際を経て2014年に結婚したアンジェリーナとブラッドは、それから約2年後の2016年9月に離婚を発表。2人のあいだには、マドックス、パックス、ザハラ、シャイロ、双子のノックスとヴィヴィアンという、養子と実子を合わせて6人の子供(※)がいるが、アンジェリーナと、共同親権を希望するブラッドのあいだで話がまとまらず、約5年間にわたって法廷で闘ってきた。
※マドックスは現在20歳でアメリカの法律で成人に達しているので親権の対象外となる。
英The Guardianの最新インタビューでブラッドや子供たちのことについて聞かれたアンジェリーナは、現在もまだ裁判が続いているため「あまり話せることはない」としたうえで、まだブラッドと婚姻関係にあった頃、子供たちを含む家族の安全を心配していたことを告白。続けてこう語った。
「私はこれまで下してきたさまざまな決断を含めて、軽い気持ちで何かを決断できるタイプの人間ではない。子供たちと父親を離ればなれにさせる立場に置かれるにあたって、私のなかにはたくさんの葛藤があった」
さらに、この5年で失ったものは何かと聞かれたアンジェリーナは、長い沈黙のあと、「ある意味、それは10年に及ぶ。言えないことがたくさんある」と言うと、「結局のところ、置かれた状況に関係なく、あなたの人生における真実、そしてあなたが何と戦って、何を犠牲にして、何に苦しんでいたのかを知っているのが、あなた自身とあなたの愛するごく一部の人たちだけだったとしても、なんとかなるようにできている」と言うにとどめた。
また、正直なところ、ブラッドとの離婚の件で話したいことは「なにもない」というアンジェリーナは、「私は家族が“癒し”を得ることだけを望んでる。それと、みんなに前に進んでほしい。みんなというのは子供たちの父親(ブラッド)を含めた家族全員のことね。みんなが癒しと平穏を得られることを願ってる。そして、私たちはこれからもずっと家族であり続ける」という言葉で締めくくっている。(フロントロウ編集部)