スーパーボウルの30秒CMは約7億円
毎年アメリカを中心に世界各国のファンが楽しみにしているNFLの頂上決戦スーパーボウル。2022年に開催される第56回スーパーボウルは、カリフォルニア州イングルウッドにあるSoFiスタジアムにて現地時間2月13日に開催予定。
まだ出場チームは決定していないものの、スーパーボウルの開催まで半年を切っていることから着々と動きはじめており、すでにゲーム中に放送される30秒広告枠は残り5枠以下しかないと米ネットワークNBC Universalのダン・ラヴィンガーが米Varietyに語った。
そして驚くべきはその広告枠の価格。年々テレビで鑑賞する人は減っているが、アメリカだけでも1億人が観戦すると言われているスーパーボウル。そのため広告の値段は超高額で、NBCは30秒の広告枠を約6億3,000万円(580万ドル)~約6億8,000万円(620万ドル)で販売する予定だったという。しかし2022年は、そんなNBCの予定額をさらに上回る、約7億1,000万円(650万ドル)もの金額を支払うスポンサーが続出したとのこと。
2020年のスーパーボウルの試合中に流れたマクドナルドのCM。
この額は、2021年のスーパーボウルから約18%の値上がり。2021年はコロナ禍のため映画会社など大手企業のあいだでCMを打つのを控える動きがあったが、2022年は再び盛大にCMを打つ企業が増えるよう。
ダンによると残りの30秒広告の枠も今後数週間で完売する見込みだという。
毎年話題になるスーパーボウルのCM。2022年はどの企業がどんなCMを打ち出してくるのか。(フロントロウ編集部)