崩れないツヤ肌メイクをつくる裏ワザ
だれもが一度は憧れる、肌の内側から輝くような透明感のある「ツヤ肌メイク」だけれど、まだまだマスクが手放せないこのご時世。ただでさえマスクにメイクが付着しやすいのに、油分の多いツヤ系ファンデーションなんて使ったら大変なことになってしまう…と思っている人も多いはず。
でも、じつは普段のベースメイクに「ワンステップ」加えるだけで、うるおいのあるツヤ感をキープしつつ、メイク崩れを起こしにくくすることができるのをご存じ?
その方法というのは、ベースメイクをしている「合間」にセッティングスプレー(化粧崩れ防止スプレー)を吹きつけるというもの。
「え、セッティングスプレーってメイクの仕上げに使うものじゃないの?」と思う人もいるかもしれないけれど、このメイク法では、なんと化粧下地、ファンデーション、コンシーラー、フェイスパウダーとベースメイクアイテムを重ねるたびにセッティングスプレーを吹きかけるとのこと。こうすることで、肌にツヤ感を残しながら、メイクの持続力を格段に上げることができるのだとか。さっそく、その気になる具体的な方法をチェック。
肌とファンデの間に薄い膜をつくるのがポイント
このメイク法を紹介したTikTokのユーザー@milly__chanによると、彼女は以前からツヤ感のあるベースメイクを好んでいたものの、マスク生活がはじまってからは、その崩れやすさに頭を悩ませていたという。そこで、彼女が思いついたのが、メイク崩れをおさえる「セッティングスプレー」をファンデーションやコンシーラーの「合間」に重ねるという方法。
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@milly__chan smooth as a baby’s � #fyp #makeup #foundationroutine
♬ original sound - Megan maguire
すると、その予想は見事的中。ベースメイクの合間にセッティングスプレーを使い始めたところ、上品で自然なツヤがキープされつつ、汗や皮脂によるメイク崩れ、ヨレ、テカリがおさえられ、マスクを着用してもメイクが付着しなくなったという。
実際に、このメイク法はプロたちの間でも活用しており、メイクアップアーティストのアンドリュー・ソトマヨールは「ファンデは乾燥して肌に吸収されたり、汗や皮脂で肌から浮き上がったりして崩れてしまう。でもファンデの前にセッティングスプレーを取り入れておけば、その原因の両方をブロックできる」と米Covetureでコメント。肌とファンデ間に薄い膜をつくることで、乾燥や皮脂によるメイク崩れがおさえられるとアンドリューは説明する。
ただし、ひとつだけ欠点を挙げるとすれば、それは「とても時間がかかる」ところ。上記でも記載したとおり、このメイク法はベースメイクアイテムを重ねるたびにセッティングスプレーを製品や顔に吹きつけて乾かす必要があるため、時短メイクには不向き。彼女自身も「このファンデーション・ルーティンはものすごく時間がかかる」と語っている。
依然として根強い人気を誇るツヤ肌メイク。マスクによるメイク崩れは避けたいけれど、ツヤ肌メイクを楽しみたいという人は、時間に余裕があるときに試してみてもいいかも。(フロントロウ編集部)