アメリカの夜間プライムタイムに放送された番組の中から最も優れた作品やキャスト、クルーに賞が授与されるプライムタイム・エミー賞の開催直前のまとめ企画。(フロントロウ編集部)
第73回プライムタイム・エミー賞、開催日・会場は?
第73回プライムタイム・エミー賞は、米時間9月18日にロサンゼルスのL.A.ライブにて開催。日本時間の9月20日(月・祝)午前8時頃から出演者たちがレッドカーペットを歩き、午前9時頃から授賞式がスタートする。日本ではU-Nextが独占配信。
2020年はコロナ禍のため史上初のリモート開催となったエミー賞だが、2021年は会場開催へとカムバック。しかし国内におけるデルタ株の感染拡大を受け、当初の予定よりも出席者の数を制限することに。エミー賞は、「3人以上のチームでノミネートされた場合、1つのノミネートにつきチケットは4枚までとさせていただきます。そのため、残念ながらすべてのノミネートチームが参加できるわけではありません」とアナウンスした。
ノミネートのTOP10は?
2021年の最多ノミネートは、作品では合計24ノミネートを果たした、ネットフリックスの『ザ・クラウン』とディズニープラスの『マンダロリアン』。Apple TV+の『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』はシーズン1にして20ノミネートを果たし、ドラマ『glee/グリー』が保持していたコメディ部門での新作ドラマの最多ノミネート記録を更新した。
<作品>
1. ザ・クラウン、マンダロリアン 24
2. ワンダヴィジョン 23
3. ハンドメイズ・テイル/侍女の物語、サタデー・ナイト・ライヴ 21
4. テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく 20
5. ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路、クイーンズ・ギャンビット 18
6. メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実 16
7. HACKS(原題) 15
8. ハミルトン、ブリジャートン家 12
9. フライト・アテンダント、POSE/ポーズ、ル・ポールのドラァグレース、I May Destroy You(原題) 9
10. 地下鉄道 ~自由への旅路~、ウディ・アレンVSミア・ファロー、監視資本主義: デジタル社会がもたらす光と影、ザ・ヴォイス、Last Week Tonight with John Oliver(原題) 7
<プラットフォーム>
1. HBO/HBO Max 130
2. Netflix 129
3. Disney+ 71
4. NBC 46
5. Apple TV / Apple TV+ 35
6. CBS 26
7. Hulu 25
8. ABC 23
9. Amazon Studios 18
10. FX Networks 16
司会者とプレゼンターは?
2021年のホストを務めるのは、セドリック・ジ・エンターテイナー(Cedric the Entertainer)。俳優、コメディアン、司会者と多才に活躍する彼は、2019年にはハリウッド名声の歩道に名前が刻まれた。
プレゼンターとしては、ケイト・ベッキンセール、ケイリー・クオコ、ビーニー・フェルドスタイン、アメリカ・フェレラ、ダン・レヴィ、キャサリン・オハラ、サラ・ポールソン、ビリー・ポーター、ケリー・ワシントンなどに加え、さらに多くの俳優たちが登場する。
エミー賞は日本時間9月20日(月・祝)朝8時頃からレッドカーペットが、朝9時頃から授賞式がスタート。当日の速報情報はフロントロウ編集部のツイッター(@frontrowjp)で更新していくのでそちらをチェックして。(フロントロウ編集部)