モスキーノの小物にフォーカス
これまで数々の話題になるコレクションを発表してきたファションブランドのモスキーノ(Moschino)が、ニューヨーク・ファッションウィークに参加。雨が降るブライアントパークの真ん中で開催されたモスキーノの2022年春のレディ・トゥ・ウェアのコレクションは、有閑なマダムという意味である「ladies who lunch」がテーマ。デザイナーのジェレミー・スコットは、90年代のドラマ『ザ・ナニー』へのオマージュでもあると米Vogueに語っている。
モスキーノの最新コレクションでは、『ザ・ナニー』で主演のフラン・ドレシャーが、モスキーノの創設者であるフランコ・モスキーノのミニスーツを着用していたことから、クロップト丈のジャケットにミニスカートを合わせたスーツが続々と登場。
そしてベビー用品のデザインでよく見る柄や、ベビー用品から着想を得た可愛すぎる小物がランウェイを歩くモデルたちを彩り、会場を盛り上げた。今回はモスキーノの最新コレクションで発表された小物にフォーカスを当てる。
バッグ
ここ数年、モスキーノの代名詞となっているライダースをイメージしてデザインされたバッグをはじめ、ベビー用品にあるようなブロックを彷彿させるバッグや、どこか懐かしい動物の絵柄が入ったバッグが登場。なかには哺乳瓶形のクラッチバッグも。
シューズ
ストラップハイヒールやプラットフォームサンダルが多く登場。グリッターで覆われたり、ひよこなどの動物のデザインが全面に配されたりと足元まで抜かりなく主張して。ストラップハイヒールの留め具がチャンキーな動物のおもちゃなのもキュート。
アクセサリー
ブレスレット、ピアス、指輪、ネックレスのアクセサリーは、そのままでも赤ちゃんのおもちゃになりそうなものが多数。チャンキーな動物のおもちゃのリングやイヤリングをはじめ、巨大なチェーンのネックレスや、ベッドに吊下げられているメリーのヘアピース、そして赤ちゃんが持って楽しむおもちゃのブレスレットなど、ディテールにも遊び心が詰め込まれた。
(フロントロウ編集部)