アマプラ『ザ・ボーイズ』スピンオフはヴォート社の学生ヒーロー就活バトル
ドラマ『ザ・ボーイズ』は、腐敗したヒーロー集団“セブン”と、彼らをビジネスに利用するヴォート社、そしてそんなヴォート社とセブンに立ち向かう集団“ザ・ボーイズ”の戦いを描くヒーロードラマ。Amazonプライム・ビデオにて現在シーズン2まで配信されており、まもなくシーズン3も配信予定。シーズン3にはドラマ『スーパーナチュラル』で知られるジェンセン・アクレスがヒーロー役で出演することも話題になっている。
そんな人気シリーズのスピンオフがついに決定。以前より制作のウワサが囁かれてきたが、このたび正式に決定したことが米THRなどで報じられた。
スピンオフの舞台となるのは、なんとヴォート社が運営する、アメリカで唯一のヤングアダルト・スーパーヒーロー専用の大学。ホルモン全開かつ不遜で、競争心の強いスーパーヒーローたちが、肉体的、性的、道徳的な限界に挑戦し、最高の都市で最高の契約を勝ち取るために競い合う生活を描くR指定シリーズと説明されている。
本作は、大学生の青春モノのようでもあり、『ハンガー・ゲーム』のようでもあり、『ザ・ボーイズ』のような心のこもった風刺と下品さもあるという。
キャストには、ドラマ『フラッシュ』のレイナ・ハーデスト、アニメ『シーラとプリンセス戦士』やディズニー・チャンネルアニメの声優としても活躍しているエイミー・カレロ、ドラマ『サブリナ:ダーク・アドベンチャー』のジャズ・シンクレア、映画『帰ってきたアメリカン・パイ ~アゲアゲJKニュー・ジェネレーション~』のリゼ・ブロードウェイ、ドラマ『Deputy』のシェーン・ポール・マギー、ドラマ『めちゃくちゃ恋するハンターズ』のマディー・フィリップスなど、新進気鋭の若手俳優たち出演している。
本作には、ドラマ『ザ・ボーイズ』のショーランナーであるエリック・クリプキも制作総指揮として参加。エリックは「私たちのスピンオフ作品は『Vought Cinematic Universe(※)』の中に存在しながらも、独自のトーンとスタイルを持っている」と語り、「魅力的で複雑で、時には命に関わることもする若きスーパーヒーローたちが登場する、私たちなりの大学番組だ」と続けた。
※ヴォート・シネマティック・ユニバース。MCUやDCEUをからかった『ザ・ボーイズ』のユニバースのこと。
そして「(本作でショーランナーを務める)ミッチェル・ファゼカシュとタラ・バターズは冷徹な天才だ。彼らにこの船の舵取りをしてもらうことに興奮しているし、この機会を与えてくれたソニーとアマゾンに感謝している。僕たちはこの番組が大好きで、皆さんに見ていただくのが待ちきれないよ」と付け加えた。
『ザ・ボーイズ』スピンオフの詳細は、今後明らかになる見込み。(フロントロウ編集部)