次期ジェームズ・ボンド役候補は?
日本で10月1日に公開される映画『007』シリーズ25作目となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』をもって、約15年間演じてきた主人公のジェームズ・ボンド役を卒業するダニエル・クレイグ。
ダニエルがジェームズ・ボンドを演じるというキャスティングは当初批判されていたものの、「ダニエル・ボンド」という名前がつくなど、史上最高のボンド役という呼び声が高く、ダニエルの『007』シリーズの卒業を悲しむファンは多い。
そんななか気になるのは、次のジェームズ・ボンド役。数々の実力派男性俳優たちの名前がボンド役の有力候補に挙がっていると伝えられており、映画『ヴェノム』のトム・ハーディーを筆頭に、映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』のイドリス・エルバ、ドラマ『アウトランダー』のサム・ヒューアン、映画『マイティ・ソー』シリーズのトム・ヒドルストン、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のリチャード・マッデン、映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のジェームズ・ノートン、映画『ダンケルク』のジャック・ロウデン、映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』のマイケル・ファスベンダーらが、ファンたちの希望も加味したうえで、ボンド役に“最も近い”役者たちだとウワサになってきた。
プロデューサーが7代目ボンド役について語る
ところが、長年『007』シリーズのプロデューサーを務めるバーバラ・ブロッコリは、次期ボンドを探し始めたかという質問に対し「そのようなことは全く考えていない。ダニエルにはお祝いの時間を過ごしてもらいたいから。来年には将来のことを考え始める」と、まだ何も進展していないことを英BBCラジオ4のインタビューで答えた。
また同じくプロデューサーのロバート・ウィルソンは、「彼は素晴らしいボンドだった。これほど優秀な人の跡を継ぐのは大変だ。それが可能かどうかは考えられない」と、次期ボンド役がいかに大変かを語った。
まだ次期ボンドについては動きがないようだが、いずれ決定するであろう7代目ジェームズ・ボンド。果たして誰がジェームズ・ボンド役を勝ち取るのか?(フロントロウ編集部)