ラミ・マレックがキャサリン妃に不意打ちを食わせる
公開中の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に出演する俳優のラミ・マレックが、2019年の英国アカデミー賞授賞式でイギリス王室のウィリアム王子の妻キャサリン妃と言葉を交わしたときのことを人気トーク番組『Jimmy Kimmel Live(原題)』で振り返った。
「キャサリン妃に『さぞお疲れでしょうね』と言ったんだ。すると彼女は『なぜ?』って。だから、『赤ちゃんを産んだばかりですよね?』と返したら、驚いた様子だった。そのあと彼女から『ご機嫌いかがですか?』と聞かれたから、『いや、あなたはどうですか?』と答えたら、威厳と優雅さを保ったままだったけど、怪訝そうな顔をされてしまったよ。でも、僕にはわかる。だって想像してみてよ。ドレスアップして、すべての俳優と話をしなければならないんだから。彼らはとても慎重だ。僕は彼女の意表を突いたような気がする。そして彼女は、最もエレガントで、プロフェッショナルで、ロイヤルな方法で、“はい、子供を持つことは大変です”という表情をした」
ラミに悪気はなかったが、まさか自分のことを聞かれるとは思ってなかったキャサリン妃はびっくりしてしまい、ほんの一瞬、2人のあいだに微妙な空気が流れてしまったことを明らかに。ちなみに、この話にはまだ続きがある。
ラミは当時まだ1歳未満だったキャサリン妃の三男ルイ王子の子守りをすると申し出たそうで、「(キャサリン妃とのやりとりで)1番おもしろかったのは、僕が『もし、お休みが必要になときは手伝いますよ』って言ったことかな。彼女に『どういう意味ですか?』と聞かれたから、『僕が子守りをするから、お2人は出かけて楽しんできてください』って答えた(けど断られた)」と、先ほどの質問に続いて今度は予想外の提案をして再びキャサリン妃を驚かせたことを明かした。
後日、米ETのインタビューでそのときのことについて改めて聞かれたラミは、「僕はただ、ほかの人たちに接するときと同じように彼らに接しただけ。彼らにとって、“普通”はとても新鮮なものなんだろうね」と答えている。(フロントロウ編集部)