最旬トレンド「ベビー・バング」の魅力とは?
日本では「前髪あり」のヘアスタイルが人気だけれど、じつはセレブをはじめとする海外では、より大人っぽい印象を与える「前髪なし」のヘアスタイルが主流。
そんな前髪なしのスタイルが根強い人気を誇る海外で、突如として「ある前髪」がトレンドに浮上。おしゃれに敏感な人気セレブたちも取り入れるなど、大きな話題を呼んでいる。
その前髪スタイルというのは、眉毛の上で切りそろえた“オン眉”前髪、通称「ベビー・バング(Baby Bangs)」。その名の通り、赤ちゃんのように短い前髪のことで、アレンジ次第でキュートにもクールにも仕上げられると今季に入ってから人気が急上昇。そんな「ベビー・バング」の知られざる魅力を今すぐチェック。
1.毎朝のアレンジが簡単
ベビー・バングの最も大きな魅力は、毎朝のヘアアレンジが楽ちんなところ。そのままストレートな状態で前髪を降ろしてもかわいいし、寝ぐせなどで分け目がぱっくり割れても、根元からドライヤーを当てるだけでOK。忙しい朝でもサッときれいに仕上げられるのも嬉しいポイント。
2.軽やかで小顔になれる
長めで重めの前髪だと、とくにマスクをしているときは暗い印象に見えがちだけれど、毛量少なめの軽やかなベビー・バングなら、表情を明るくイキイキと見せてくれる効果大。また、目にかからない短めの前髪なので作業中も邪魔にならず、小顔効果と目力アップも期待できるそう。
3.メイクがあか抜けて見える
ベビー・バングのもうひとつの魅力は、アイメイクがあか抜けて見えるところ。ベビー・バングは眉毛までしっかりアイメイクが見えるため、ふだんは前髪で隠れがちなアイシャドウやアイライナーが際立ち、存在感ある目元を演出。とくにトレンドの濡れツヤ感のあるアイシャドウと相性が良く、より華やかな印象に仕上げてくれる。
「ベビー・バング」がおすすめな顔型って?
ベビー・バングは、その個性的な見た目から「顔が大きく見えるのでは?」と思う人もいるかもしれないけれど、ヘアスタイルストのジェームズ・プライスによると、ベビー・バングは基本的にどんな顔の形でもアレンジ次第で似合わせることはできるそう。
たとえば丸顔の場合は、あえて真っすぐに切りそろえないことで縦のラインを強調したり、面長の場合は、すこし重ための前髪にすることで全体のバランスが良く見えるという。
もちろん、ベビー・バングがおすすめな顔の形もあるそうで、ジェームズは「とくにハート型タイプの人におすすめだね」と英Glamourでコメント。ハート型タイプ特有の頬骨が強調され、すっきりとした印象に仕上がるそう。ほかにも、ベビー・バングのスタイリングについては、「個人的にはパツっと切りそろえたものより、少し束感を残したほうが今っぽく見えるよ」とアドバイスしている。
すっきり軽やかな印象のベビー・バング。とはいえ、いきなり前髪を短めに切るのはちょっと勇気がいる…という人は「前髪ウィッグ」などを活用すると、髪全体の仕上がりがイメージしやすいのでぜひ試してみて。
(フロントロウ編集部)