デミ・ロヴァートが「エイリアンズ(Aliens)」というタイトルの楽曲をリリースしない理由について語り、「エイリアン」という言葉は地球外生命体に対する蔑称だと持論を展開した。(フロントロウ編集部)

デミ・ロヴァートが地球外生命体を「エイリアン」と呼ぶことに持論

 今年4月に最新アルバム『Dancing With The Devil…The Art of Starting Over(ダンシング・ウィズ・ザ・デヴィル…ザ・アート・オブ・スターティング・オーバー)』をリリースし、2019年に薬物の過剰摂取により意識不明となった一件から本格的にシンガーとしての活動にカムバックしたデミ・ロヴァート(29)が、米E! Newsの番組『The Rundown(原題)』に出演。“「エイリアンズ(Aliens)」というタイトルの楽曲をリリースする予定はあるか?”という質問に答えた。

画像: デミ・ロヴァートが地球外生命体を「エイリアン」と呼ぶことに持論

 地球外生命体の存在を信じていることで知られるデミだが、「エイリアンズ」という楽曲をリリースする予定はないそうで、「私には『エイリアンズ(Aliens)』というタイトルの曲がない」と語った。「エイリアンズ」というタイトルについては、「クールだと思うけどね」としつつも、「ファンに知ってもらいたいのは、私は彼らのことを『エイリアン』とは呼ばないということ」と続けたデミは、その理由について次のように語った。

 「『エイリアン』という言葉は対象が何であれ蔑称だし、それは地球外生命体についても同じ。私は(地球外生命体を意味する“extraterrestrials”の略称である)『E.T.』と呼んでいる」。

 “Alien”という単語は「異星人」や「市民権を持たない外部から来た住民」を意味する言葉で、米Foxは、近年、“Alien”という単語を不法移民に対する蔑称として使用している人々がいると指摘している。

 一方で、「E.T.」というタイトルがついた楽曲をリリースする可能性については、「ケイティ・ペリーが既にやったという感じだから」とデミ。ケイティが既に2011年に「E.T.」というシングルをリリースしたとしつつも、「あまり考えていないけど、私は行動が早いから」と、同名の楽曲をリリースする可能性もあると可能性を残した。

 同じ番組のなかで、デミは地球外生命体に対する「有害か、惑星を乗っ取りにやって来る存在」だというイメージにも異論を唱え、「もしも私たちにそういうことをしようとしている存在がいるなら、今頃それが起きているはずでしょ」とデミは指摘した。(フロントロウ編集部)

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