リー・アン・ピノックが30歳に
リトル・ミックスのメンバーであるリー・アン・ピノックが、10月4日に30歳の誕生日を迎えた。今年はリー・アンにとって節目の年となっていて、リトル・ミックスが今年で10周年を迎えたほか、8月16日には、ワトフォードFCに所属するサッカー選手で婚約者のアンドレ・グレイ(30)との間に初めての子供となる双子を出産した。
一方で、最近は、リトル・ミックスの元メンバーで、10月8日にニッキー・ミナージュを迎えてソロデビューシングル「Boyz」をリリースしたジェシー・ネルソン(30)との間に確執があるのではないかと囁かれている。
「Boyz」をめぐる騒動とは?
2020年にリトル・ミックスを脱退したジェシー・ネルソンが、フィーチャリングにニッキー・ミナージュを迎えたソロとしてのファーストシングル「Boyz」を10月8日にリリースしたのだが、この楽曲をめぐり、ジェシーに“ブラック・フィッシング”疑惑が浮上。
ブラック・フィッシングとは、非黒人が黒人のフリをして利益を得ようとする行為。黒人であるだけで差別されるという問題があるなかで、黒人文化の良い部分だけを利用しているとして批判が強い。また場合によっては、場合によっては、本来ならば黒人が得られたであろう仕事の機会を黒人のフリをした白人が奪うことにも繋がるため、問題視されている。
ジェシーは「Boyz」で“Blaccent(黒人風のアクセント)”を使っていると指摘されているほか、肌を黒くし、黒人女性に特有のカーリーヘアを真似しているのではないかとする疑惑の声が寄せられた。
これまで、ジェシーは自身に向けられたブラック・フィッシング疑惑を一貫して否定。リリース後にインスタグラムで行なったニッキーとのライブ配信のなかで、「個人的には、私はこのビデオや曲で有色の人たちを不快にさせる意図は決してなかったと言いたい」としたほか、肌については自然な日焼けによるもので、カーリーヘアは生まれつきのものだと釈明した。
また、ジェシーについては、「Boyz」がミュージックビデオと共にリリースされたタイミングで、リトル・ミックスでの元グループメイトであるリー・アン・ピノックとペリー・エドワーズ、ジェイド・サールウォールの3人が、インスタグラムでジェイドをアンフォローしたことも発覚。
この動きに関しては、リー・アンがミュージシャンでコメディアンのノーハン(NoHun)と交わしたやりとりの中で、ジェイドのほうが自分たちをブロックしてきたと主張したと見られている。
リー・アンは公の場ではジェシーとの騒動について言及していないものの、リトル・ミックスのファンの間ではSNSを中心にリー・アンをサポートする動きが広がっており、ファンたちは、「#WeLoveYouLeigh(#愛してるよリー)」というハッシュタグを添えて彼女への応援メッセージを投稿している。
リー・アン・ピノックが誕生日パーティーでスピーチ
そんななか、リー・アンが友人たちを集めて開催した30歳の誕生日パーティーで行なったスピーチが話題を集めている。リー・アンは婚約者であるアンドレに支えられながら披露したスピーチで、「30歳になった。私は自分のキャラクターを知っているし、私に会ったことがある人であれば、あなたも私のキャラクターを知っているはず。私が気にかけているのはそれだけ」と涙ながらに語った。
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— HLM Media (@HereLM2) October 16, 2021
「私は自分が達成してきたすべてを誇りに思っているし、今も夢中になっている最高に素敵なフィアンセや、2人の完璧なベビーたちのことも誇りに思ってる」とリー・アンは続けている。
「みんなには、私が信じているすべてのことを信じてほしいし、私が立ち向かっているすべてのことを信じてほしい。それはすべて、彼らのためにやっていること。私はこれからも、ようやく見つけることができた自分の声を使っていくつもり。今夜、私たちは人生を祝福し、健康や、素敵な友人たち、そして最高の家族を祝福します。みんな愛してるよ」。
また、このスピーチでは婚約者のアンドレもマイクを握り、「もし誰か何か言いたいことがあるなら、僕のところに来い」と強く語ったほか、生まれたばかりの双子には「君のように育ってもらいたい」とリー・アンに向けて愛のメッセージを送った。
リー・アンは一連の騒動のなかで、インスタグラムでニッキー・ミナージュをアンフォローしたことも明らかになっている。(フロントロウ編集部)