大御所シンガーのセリーヌ・ディオンが、2021年11月と2022年1月から開催されるラスベガスの定期公演を延期することを発表した。(フロントロウ編集部)

ラスベガスの定期公演が延期

 映画『タイタニック』の主題歌である楽曲「My Heart Will Go On(マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン)」などで知られる大御所シンガーのセリーヌ・ディオンは、2003年にラスベガスの定期公演をスタートさせると、その後、定期公演「セリーヌ」は、最高収入、最高動員数、最高公演数と、すべての部門で1位に輝くという偉業を達成。

画像: ラスベガスの定期公演が延期

 16年間に及ぶラスベガスの定期公演は2019年に終了したが、2021年11月からと2022年1月から再びラスベガスで定期公演を行なう予定だった。

 しかし、公演約2週間前になり、突如ラスベガスの定期公演が延期されると発表された。

セリーヌの体調不良が原因

 なぜ今回セリーヌが定期公演の延期を発表したかというと、セリーヌに予期せぬ病気の症状が表われたため。プロモーターのAEGプレゼンツによるとセリーヌは現在、重度で持続的な筋肉の痙攣が続いているようで、リハーサルも出来ていない状態。治療は続けられているものの、この状況では公演が出来ないと判断し、今回延期という決断に至ったよう。

画像: セリーヌの体調不良が原因

 セリーヌは自身のインスタグラムで「私はこの件で心を痛めています。私のチームと私はこの8ヵ月の間、新しいショーに取り組んできました。なので、今年の11月にオープンできないことは言葉にならないほど悲しいことです。私のパートナーであるリゾート・ワールド・ラスベガスとAEGは、24時間体制でこの新しい最新の劇場を準備してきました。本当に美しい出来なんです。彼らを失望させてしまうのは本当に申し訳ないと思っています。とくに、ラスベガスに来る予定を立ててくれていたファンの皆さんを失望させてしまうのは申し訳ないと思っています。今は、回復することに集中しなければなりません...。できるだけ早くこの状況を乗り越えたいと思います」と声明を出した。

 セリーヌはラスベガスの定期公演の後、2022年3月からアルバム『Courage(カレッジ)』を引っ提げてワールドツアーを行なう予定を立てていたため、必然的にワールドツアーが優先される。そのため、ラスベガスの定期公演の振替公演がいつ行なわれるかは現段階で決まっていない。(フロントロウ編集部)

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