マクドナルドのポテトが原因で思わぬトラブル
大手ファストフードチェーンのマクドナルドにおいて、王道のハンバーガーやチーズバーガー、ボリュームたっぷりのビッグマックといったレギュラーメニューをおさえて、人気商品ナンバーワンに輝くマックフライポテト。これを読んでいる人のなかにも、一度食べたら病みつきになる美味しさに“ハマってしまった”という人も多いのではないだろうか。
しかし、人気であるがゆえに、トラブルのきっかけになることもしばしば。とくにマクドナルドを訪れる人のほとんどは空腹状態ということもあってイライラしやすくなっているのか、つい最近もポテトが原因でこんな事件があった。
米Newsweekによると、ポテトの待ち時間に腹を立てた女性客が関係者以外立ち入りが禁止されている調理エリアに侵入し、ポテトをすくう際に使用するステンレス製のポテトスクープ(バギングスクープ)で店員の頭部を殴ったという。その後、この女性客は一緒に来ていた子供と友人を連れて車に乗り、現場から逃走。女性客の身元は特定されておらず、警察は防犯カメラの映像を公開するなどして情報を求めている。
じつは、ポテトが問題を引き起こすのは今回が初めてではない。今年7月、ポテトにかかっていいる塩の量をめぐって店員と揉めた客が店員を銃で脅すという事件があったほか、2019年にも「ポテトが冷たくなっていた」として店員らと口論になった客が、飲み物を投げつけるなどの暴行をはたらいたうえ、最終的に車から銃を持ってきて発砲するという暴挙に出る事件があった。(フロントロウ編集部)