シンガーのハリー・スタイルズが、母親に同性愛者であることを打ち明けられず悩むファンのカミングアウトを手助けした。(フロントロウ編集部)

ハリー・スタイルズが悩めるファンに代わってカミングアウト

 活動休止中のワン・ダイレクションのメンバーでシンガーのハリー・スタイルズが、先日開催されたラブ・オン・ツアー(Love On Tour)のミルウォーキー公演で、母親に同性愛者であることを打ち明けられず悩むファンのカミングアウトを手助けする場面があった。

 ラブ・オン・ツアーでは、ライブの最中にハリーが恋愛相談にのったり、プロポーズを後押ししたり、ファンのために何かをしてあげるのが恒例となっており、今回の会場にも「ママが会場にいるから、あることを告白する手助けをしてほしい」というメッセージが書かれたプラカードを掲げて、ハリーに助けを求めるファンの姿が。

画像: ハリー・スタイルズが悩めるファンに代わってカミングアウト

 それを見たハリーは、女性に「お母さんに何を伝えたいの?」、「それを僕に伝えてほしいの?」、「いいよ、僕がそれを伝える。お安いご用だ。ちょっと待っててね」と言うと、ステージの中央に戻って「リサ!彼女は同性愛者なんだ」と叫んだ。

 後日、米NBCの取材に応じた女性は、「両親が協力的で本当に恵まれていると思う。(同性愛者だと)バレないようにしていたつもりだったけど、多分、2人とも薄々気づいていたんじゃないかな。(カミングアウトをしたあと)母は何度も私に『愛している』『誇りに思っている』と言ってくれた」と両親の反応を明かすと同時に、安全だと感じられる場所を作ってくれて、カミングアウトの手助けまでしてくれたハリーに感謝した。(フロントロウ編集部)

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