Netflix『レッド・ノーティス』で3人のアメコミ俳優が共演
Netflixで11月12日に配信されるオリジナル映画『レッド・ノーティス』でトリプル主演を務める俳優のライアン・レイノルズ、ガル・ガドット、ドウェイン・ジョンソンの3人が、米現地時間11月3日にカリフォルニア州のL.A.ライブで開催された同作のワールドプレミアに揃って出席した。
映画のタイトルになっている“レッド・ノーティス”は、最重要指名手配犯を捕まえるべく、インターポールが世界中に発する国際手配書のこと。本作では、ライアン演じる国際指名手配中の美術品泥棒と、ドウェイン演じるFBIの凄腕プロファイラー、ガル演じるこちらも国際指名手配中の大泥棒が、ひょんなことからタッグを組む。
デッドプールVSワンダーウーマンVSブラックアダム、勝つのは誰?
本作で主演を務める3人といえば、ライアンがマーベルのデッドプールを、ガルがDCのワンダーウーマンを、ドウェインが2022年に公開が予定されているDC映画『ブラックアダム』で主人公のブラックアダムを演じている、アメコミ俳優たち。
ドウェインが演じるブラックアダムは、DCコミックスの『シャザム!』に登場するヴィランで、その強さはまだ明らかになっていないものの、来年公開の映画では「アンチヒーロー」として描かれることが判明している。
『レッド・ノーティス』のワールドプレミアで、アメコミ原作映画のヒーローたちを演じるそんな3人が集結したということで、レッドカーペットでは、デッドプールとワンダーウーマン、ブラックアダムの3人が戦ったら誰が勝つのか?という話題に。
米ETのインタビュアーからこの質問を向けられると、デッドプールを演じるライアンは「ブラックアダムについては、あまり知っていることが多くないからね。事実がすべて出揃うまで、結論を急ぐことはできない。奇妙なバトルになりそうだよね。僕は不死身なわけだし。不死身という点について、ワンダーウーマンがどんな感じなのかは分からないけど、彼女も不死身っぽいからね」と前置きした上で、次のように回答した。
「ドウェインはすぐ、ブラックアダムと答えるだろうね。ガルはちょっとだけ優しさを見せた後で、ワンダーウーマンと言うか、もしかしたらブラックアダムを挙げるかも。僕としては、ワンダーウーマンかな」。
一方、ライアンから「ちょっとだけ優しさ」を見せるはずと言われたガルだが、彼女は「ワンダーウーマンだね。簡単なこと」と即答した。
ここまで、ワンダーウーマンに2票が入ったが、ブラックアダムを演じるドウェインも、3人の中で最強なのはワンダーウーマンだと考えているよう。「そんなの一目瞭然だよ。ワンダーウーマンだね」と回答した。
ライアンは、別々の作品ではヒーローを演じている3人が『レッド・ノーティス』で見せた化学反応について、米ETに次のように語っている。「僕ら3人の力を観てもらえたらと思うよ。僕らは何年も前から知り合いなんだ。作り出すことはできないような、自然な化学反応があったよ」。(フロントロウ編集部)