『SUPERGIRL/スーパーガール』のメリッサ・ブノワが、ドラマの撮影を通して学んだことを明かした。(フロントロウ編集部)

メリッサ・ブノワが学んだ考え

 メリッサ・ブノワが主演を務めてきたドラマ『SUPERGIRL/スーパーガール』が、ついに完結。全6シーズンとなった本作は、まだ女性ヒーローが今よりも少なかった2015年に放送開始となり、多くの女の子の憧れになった。

 また、キャストや制作陣の仲が良いことも人気の理由の1つ。チームはお互いに良い影響を与えてきたようで、メリッサは、プロデューサーであり脚本家のグレッグ・バーランティからもらったアドバイスが現在の自分に影響していると、米EWのインタビューで明かした。

 「ここ数年で最も良かったアドバイスは、グレッグ・バーランティが言ってくれたものかな。そしてこれは何度も言われたものでもあって、私が彼に心を開いた時に、『メリッサ、自分が必要とするものを人に伝えなくてはいけない。自分を大事にするために必要だとわかっているものを得るために闘わなくてはいけない』って言われてた。
 これはシンプルなことに聞こえるけど、当然すぎて見落としてしまうことが簡単でもあると思う。とくにこの業界や、セットでは。私が何か正しくないと感じた時、冷静になりたい時、自分のための時間がほしい時には、(このアドバイスが)ためになった。5分、10分だけ深呼吸して、瞑想したいだけとかの時でも。でもこれは、人生においても使えると思うし、今ではいつでもそうしてる。でもその考えを本当に大事にできるまでには、すごく時間がかかった」

 自分の気持ちを示すというのは、誰にとっても難しい。そしてプロデューサーのなかには、俳優が自分の意見や気持ちを主張することを嫌がる人もいるだろう。そんな立場でありながら、メリッサに自分を大切にすることを教えたグレッグ。

 また、本作が始まった当時は、メリッサがまだ、彼女に暴力をふるっていた元夫と婚姻関係にあったことを考えると、グレッグの言葉だけでなく、ドラマのチームや、ドラマへの出演によって外に出ることなどがメリッサの助けになったと予想できる。

 今では、グレッグのアドバイスを大事にし、行動に移せている様子のメリッサ。俳優としての彼女の次のチャプターに期待。

(フロントロウ編集部)

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