映画版の続編!『Downton Abbey: A New Era』
『ダウントン・アビー』は、2010年に始まり2015年まで6シーズンにわたって放送された大ヒットドラマ。18世紀初頭のイギリスを舞台に、ダウントン・アビーと呼ばれる貴族の屋敷で、グランサム伯爵クローリー家の人々が暮らす様子を描いている。
幅広い年代に愛される本作は、2019年に映画化。米辛口批評サイトRotten Tomatoesでは94%の観客スコアを獲得する、ファン納得の1作となった。
2021年4月、そんな本作の映画版第2弾の制作が決定。現在公開に向けて準備が進められている『Downton Abbey: ANew Era(原題)』についてわかっていることを、まとめてご紹介。
公開日は2022年のいつ?
制作発表の当初は2021年のクリスマスが公開日として予定されていたが、その後全米公開日は2022年の3月18日に決定した。日本での公開日は今後発表される見込み。
あらすじは?予告編が公開!
2019年に公開された映画版第1段の『ダウントン・アビー』は、テレビシリーズ最終回から2年後の1927年を舞台に、英国国王夫妻がダウントン・アビーを訪れることとなり、クローリー家や執事カーソン、そして使用人たちが準備に駆け回るなか、ダウントン・アビー内に隠されたスキャンダルやロマンス、陰謀が次々と明るみになっていき、クローリー家の長女メアリーが重要な決断を迫られることになる、というストーリーだった。
第2弾の舞台は、映画版第1弾の続きとなる1920年代末期。先日公開されたばかりの予告編では、マギー・スミス演じるバイオレットが南仏のヴィラを相続したと家族に告げ、家族は唖然。その後、トム・ブランソンの“2度目の結婚式”の様子や、華やかなシーンが映し出される。
どうやら2作目では、シリーズ史上初めて一家でイギリスを出てフランスへバカンスに行くもよう。予告編では、執事であるカールソンも「英国人たちがやってくるぞ!」と張り切っている。
『ダウントン・アビー:新時代』というタイトルの意味は?
『Downton Abbey: A New Era』は、直訳すると「ダウントン・アビー:新時代」となる。
クリエイターのジュリアン・フェローズは、米Peopleのインタビューで「(1920年代は)本当に新しい時代だ。20年代が進めば進むほど、世界はさまざまな面で変化していった。娯楽から交通手段まで、20年代の終わりにはすべてが本当に変わっていた。(新作では)それを参考にしている」と語っている。
また、「私たちは、ダウントンのクローリー家が1930年代になろうとしているという事実、つまり現代社会の始まりに過ぎないという変化を刻もうとしている」と続けたジュリアンは、「(新作は、)楽しい気分にしてくれる作品になる」と太鼓判を押している。
続投するオリジナルキャスト、新キャスト、スタッフは?
脚本を手がけるのは、ドラマ版の脚本を手掛け、自身も貴族であるジュリアン・フェローズ。
長女メアリー役のミシェル・ドッカリー、次女イーディス役のローラ・カーマイケル、クローリー伯爵夫妻役のヒュー・ボネヴィルとエリザベス・マクガヴァーンなど、メインキャストも再び集結する。
また、オリジナルのキャストに加えて、ドラマ『ハンニバル』のヒュー・ダンシー、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのローラ・ハドック、映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』のナタリー・バイ、映画『パレードへようこそ』のドミニク・ウェストが続編に加わる予定となっている。
映画『Downton Abbey: A New Era(原題)』は2022年の3月18日に全米公開予定。(フロントロウ編集部)