ザックやヒューからクリントン氏まで!
『ディア・エヴァン・ハンセン(原題:Dear Evan Hansen)』は、孤独な日々を過ごしていた高校生が、自分に書いた1通の手紙と“思いやりの嘘”をきっかけに人とのつながりや本当の自分に気づく青春ミュージカル。希望に満ちたストーリーとキャッチーでエモーショナルな音楽が高評価を呼び、2016年のブロードウェイデビュー後すぐにカルト的人気を誇った。
『ディア・エヴァン・ハンセン』の当時の熱狂ぶりは、観劇に訪れたセレブの顔ぶれの凄さでもわかる。フロントロウ編集部が写真を入手しただけでも、ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』で知られるヒュー・ジャックマンやザック・エフロン、挿入歌「ウェイヴィング・スルー・ア・ウィンドウ」をカバーしたこともあるケイティ・ペリー、ヒラリー・クリントン元米国務長官、ミュージカル界のレジェンドであるバーブラ・ストライサンドなど大物ばかり。
さらに、イギリスのウェストエンドで上演された時には、イギリス王室のウィリアム王子とキャサリン妃が観劇に訪れた。
映画版がついに日本公開! 22年のグラミー賞候補に
セレブが大挙して押し寄せたミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』は、2021年に映画化。日本では2021年11月26日から劇場公開がスタートした。
映画版では、ミュージカル版の主演俳優ベン・プラットが主人公役を続投。オリジナル版ミュージカルで最年少にしてトニー賞主演男優賞を受賞した彼のパフォーマンスこそセレブたちが殺到した理由のひとつなので、映画版での彼の演技をぜひ見逃さないでほしい。
映画版ではもちろん、トニー賞®6部門、グラミー賞®、エミー賞®に輝いたミュージカル版の名曲が楽しめるが、映画のサントラは早くも2022年1月に開催される第64回グラミー賞で最優秀サウンドトラック・アルバムにノミネートされているので、期待が高い。
スティーヴン・チョボスキー監督のもと、ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』『グレイテスト・ショーマン』の音楽チームが集結して制作された映画『ディア・エヴァン・ハンセン』は劇場公開中。
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(フロントロウ編集部)