大御所シンガーのマドンナが、インスタグラムに乳首が少しだけ見えた自身の写真をアップしたところ、インスタグラム側に削除されてしまった。(フロントロウ編集部)

マドンナの乳首写真が物議を醸す

 クイーン・オブ・ポップの異名を持つマドンナといえば、年齢に関係なく自分が好きなことを楽しんでおり、インスタグラムもたびたび更新してファンに日々の姿を見せている。

 なかには大胆な写真もあるが、今回、その大胆すぎる写真がインスタグラムのルールに基づき削除されてしまったことが原因で、マドンナが激怒した。

 インスタグラムは女性の乳首が露わになっている写真を見つけ次第削除する方向で方針を固めており、「男性の乳首はOKだけど、女性の乳首はNG」というルールが差別的だとしてこれまで何度も物議を醸してきた。

 このルールはマドンナだからといって例外はなく、乳首が写った写真がインスタグラムから削除されてしまい、インスタグラムの対応にマドンナは激怒。しかし、そこはマドンナ。ハートのスタンプで乳首を隠しつつ、なんと削除された写真を再びインスタグラムにアップした。

 そしてマドンナはその投稿に「インスタグラムが警告や通知なしに削除した写真を再投稿する…。私のアカウントを管理していないマネジメント側に伝えられた理由は、乳首のごく一部が露出していたことだった。私たちは、乳首以外の女性の体のあらゆる部分を見せることができる文化の中で生きていることに、いまだに驚かされている。まるで、(乳首が)女性の体の中で唯一性的に扱われる部分であるかのように。赤ちゃんに栄養を与える乳首!男性の乳首はエロティックに感じられないの!?そして、女性のお尻はどこでも検閲されないのはどう?40年にわたる検閲...性差別...年齢差別と女性差別の中で、なんとか正気を保ってこられたことに感謝する」とコメントし、「#artistsareheretodisturbthepeace(アーティストは平和を乱すためにここにいる)」というハッシュタグをつけ、インスタグラム側に物申した。

 ここ数年、男性とは違い女性の乳首は性的なものという扱いが、男女の性差と、女性の身体を性的なものとして扱う文化を表しているとして、「Free the Nipple(フリー・ザ・ニップル)」というムーブメントを通して批判されているが、インスタグラム側はルールを変える様子は見せていない。(フロントロウ編集部)

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