Netflix映画『レッド・ノーティス』が大ヒット
ドウェイン・ジョンソン、ガル・ガドット、ライアン・レイノルズといったハリウッドの主役級俳優が一堂に会し、ド派手なアクションを繰り広げることで話題となったNetflixオリジナル映画『レッド・ノーティス』が、大ヒットを記録している。
2021年11月12日よりNetflixで配信が始まった本作は、Netflix最大のオープニング記録を達成しただけでなく、配信後28日間で歴代視聴時間ナンバー1の映画『バード・ボックス』(2018年)に次ぐ勢いで視聴されているという。
Netflixが発表したデータによると『レッド・ノーティス』は、配信後93カ国で1位を獲得し、11月15日の週だけで129,100,000時間も鑑賞された。
ドウェイン・ジョンソンが大ヒットを大喜び!
ドウェインは映画『レッド・ノーティス』のヒットを大喜びし、自身のインスタグラムにお祝いのコメントを投稿。本作は彼の制作会社であるSeven Buck Productionsで制作されているため、喜びもひとしおだったのだろう。
「『こいつはサツじゃない!(劇中のセリフ)』巧みな話術を持つ友人のライアン・レイノルズと僕が、『レッド・ノーティス』が正式にNetflix史上最大の映画となった理由を紹介するよ!この2週間で、すべての記録を打ち破り、(もっとほかの記録を打ち破るための時間は)まだ何週間も残っている。みんなありがとう。今週末は世界中で『レッド・ノーティス』をお楽しみください」
また、米Polygonによると、『レッド・ノーティス』の配信開始2週間での視聴者数は、2019年の公開当時、全世界歴代興行収入が1位となったMCU映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の、オープニングから2週間での視聴者数を超えるという。
『レッド・ノーティス』、続編には問題が?
監督、そして脚本家を務めたローソン・マーシャル・サーバーは、米Colliderとのインタビューで、本作には続編の予定があることを明かした。確かに物語のラストシーンは、続編の可能性を大いに感じさせるものだった。
「続編の脚本は作っていないが…続編で何をするかについては確かにチラホラ考えている。暴露するわけじゃないけど、そうだね、Netflixでは…そういった(続編を制作するという)話はある」と語ったサーバー監督。
しかし続編制作にはかなり大きな問題があるという。それは、ドウェイン、ガル、ライアンという超売れっ子俳優たちのスケジュール調整。
ドウェインは今後DC映画『ブラックアダム』、ガルは同じくDC映画『ワンダーウーマン』シリーズ、ライアンはマーベル映画『デッドプール』シリーズへの出演が予定されており、そのほかにも数々の大作映画への出演でスケジュールが埋まっている。そんな3人のスケジュールをうまく合わせて『レッド・ノーティス』の撮影を行なうというのは至難の業。
大ヒットを記録し、続編を望む声も高い本作だが、いったい俳優たちのスケジュール調整やまだ書かれていない脚本についてどうなっていくのかに焦点が集まっている。(フロントロウ編集部)