セレブにも人気の今っぽい細眉メイク
1990年代や2000年代っぽいメイクがトレンド入りするなか、ついにここにきて細眉の人気が再燃。
近年は、自然なふさふさ感を生かした「ふさ眉」や、あえて無造作に仕上げた「ボサ眉」など太めの眉毛の人気が続いていたけれど、最近ではベラ・ハディッドやケンダル・ジェンナー、ヘイリー・ビーバーなどのセレブも細眉にチェンジするなど、トレンド再来の兆しが見えている。
とはいえ細眉ってなんだか古臭いイメージ…と思う人もいるはず。でも大丈夫。ここ最近トレンドなのは、かつて流行った細眉をそのまま真似するのではなく、今っぽいスパイスを加えた取り入れやすい細眉だから。
その特徴は、毛並みをほどよく生かした自然な細さと、柔らかいアーチ、そして毛を抜かずにメイクで表現できること。1990年代から2000年代にトレンド入りした細眉はとことん細く、角度もシャープで、眉毛を抜かないと表現できないことが多かったけれど、新しい細眉メイクは顔になじみやすく自然な仕上がりにアップデートされていて、眉毛を抜く必要もないのだという。
毛を抜かずにメイクでつくれる、今っぽい細眉メイクのコツを3つご紹介。
眉マスカラで眉を細めにセット
太眉メイクづくりに欠かせない眉マスカラは、じつは今っぽい細眉メイクをつくるのにも役立つアイテム。
セレブを手掛ける眉アーティストのジョーイ・ヒーリーは、「眉マスカラを毛流れにそって整えるように使うと、眉毛の細さを最小限に見せられるよ」と米Popsugarで説明。上向きにブラッシングすることが多い眉マスカラを、毛流れに沿って使用することで、細めに見せられるそう。ちなみにカラーは自眉毛よりもほんのり明るめを選んで軽めに見せるのがオススメだそう。
眉尻のみ描き足す
今っぽい細眉メイクに仕上げるには、ふんわりとした柔らかいアーチと、いかにも描いてます感のない軽さを演出することが大切。そのためには、眉頭は書き足さず、眉尻だけを描き足すべきなのだとか。
メイクアップアーティストのメリッサ・ハークマムは、「今っぽい細眉にするには、眉頭を塗りつぶすことは絶対にNG。眉尻に長さを出す程度に描き足すだけに留めて」とアドバイス。また、アーチを柔らかく見せるようにアーチの上部を足すのもポイントだという。
眉の下にコンシーラーを塗って細さを強調
眉毛の下にコンシーラーを塗って細く見せるのも、プロが教える細眉メイクの秘訣。セレブを手掛けるメイクアップアーティストのカーラ・ラベイロは、「肌と同じカラーのコンシーラーを眉毛の下に塗ると、自然に眉毛をスリムに見せられるよ」とコメント。
またコンシーラーではなくクリームハイライトを使うのもオススメだそうで、ジョーイは「ハイライトを眉毛の下にのせれば眉毛を細く見せられて、さらには目元をぱっちり見せることもできるよ」と明かした。
【おまけ】自眉がかなり太い場合はどうすればいい?
かなり眉毛が太めなら、眉毛を抜かずにほどよくカットするのもひとつの手だという。しかもその処理方法はいたって簡単。
ジョーイは、「眉毛をブラッシングして表面の長い部分の毛だけをカットするといいよ。それだけでかなり軽く見えてメイクだけで細く見せられる」と話した。
太眉メイクに飽きてきたら、メイクでできる今っぽい細眉にチャレンジしてみては。(フロントロウ編集部)