今後もトム・ホランドの『スパイダーマン』が見られる⁉
2017年に公開された映画『スパイダーマン:ホームカミング』より、マーベルヒーローのスパイダーマンを演じてきたトム・ホランド。彼は、2022年1月7日に日本公開となるシリーズ3作目の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で、同役を卒業するというウワサがささやかれていた。
理由は、同作をもってマーベル・スタジオとの契約が満了を迎えるため。トム自身は英Total Filmのインタビューで、早くも後輩教育に意欲を示す発言をし、英GQとのインタビューでは「もし30歳を過ぎてもスパイダーマンを演じていたら、それは僕が何か間違っていることをしているんじゃないかという意味」と発言をしている。
そんななか、マーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズは、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の公開後にトム・ホランドを主演に迎え、新たな『スパイダーマン』三部作を制作すると発表。
プロデューサーのエイミー・パスカルは、米Fandangoとのインタビューで、「これ(『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』)はマーベルと一緒に作る最後の映画ではありませんし、最後のスパイダーマン映画でもありません。私たちはトム・ホランドとマーベルと一緒に次のスパイダーマン映画を作る準備をしていますが、それは3部作として考えています。これが我々にとって最後のMCU映画ではありません」と、念押しするようにコメント。
30歳の時点でスパイダーマンを演じていたくないとほのめかしていたトムは、現在25歳。彼の思うタイムリミットまではまだもう少しある。そんな彼は米USA Todayのインタビューで卒業後は世界旅行をしてスキーがしたいと語っていたが、新三部作が決定したとあっては、夢の実現にはまだもう少し時間がかかりそう。
映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、2022年1月7日に日本公開。(フロントロウ編集部)