ARIAアワードでプレゼンターを務めたチャーリーXCX
オーストラリア最大の音楽賞であるARIAアワードが現地時間11月24日にシドニーのタロンガ動物園で開催され、イギリス出身のシンガーであるチャーリーXCX(29)がプレゼンターの1人としてリモートで参加した。
チャーリーがプレゼンターを務めたのは、最優秀ポップリリース部門の発表。チャーリーは、エイミー・シャークの「Cry Forever」、アヴァランチーズの「We Will Always Love You」、ザ・キッド・ラロイとジャスティン・ビーバーの「Stay」、トーンズ・アンド・アイの「Fly Away」、ヴァンス・ジョイの「Missing Piece」と、ノミネートされた作品を紹介した上で、ザ・キッド・ラロイとジャスティンの「Stay」が受賞したことを発表した。
ちなみに、今年のARIAアワードでオーストラリア出身の18歳のアーティストであるザ・キッド・ラロイは2部門を受賞しており、最優秀ポップリリース部門のほか、栄誉ある最優秀アーティスト部門も受賞した。
チャーリーXCXがNGテイクを自ら公開
授賞式で流れたチャーリーの映像は事前に収録したものとなっていて、実際に放送された映像では堂々とプレゼンターを務めあげた彼女だったが、Goサインが出たこの映像を収録する前には、思わぬハプニングに見舞われていたよう。
チャーリーは授賞式後、お蔵入りになり放送されなかったNGテイクを自らインスタグラムで公開。映像では、「ARIA賞を受賞するのは、ザ・キッド・ラロイとジャスティン・ビーバーの『Stay』です。お見事。おめでとうございます」と、受賞者を発表するまでは順調に進むのだが、最後に手を振ろうとしたところで、なんと左の肩紐がずれて、完全に左胸が露出してしまっている。
しかしながら、この緊急事態に特に気に留める様子もなく、笑い飛ばしたチャーリー。「おめでとう!」というコメントを添えて自らこの動画を公開し、ハプニングをジョークに変えてみせた。
そんなチャーリーは、2022年3月18日にニューアルバム『CRASH(クラッシュ)』をリリースすることが決定しており、これまでに「Good Ones」と、クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンとキャロライン・ポラチェックが参加した「New Shapes」の2曲がアルバムより公開されている。(フロントロウ編集部)