『ハウス・オブ・グッチ』が欧米で公開
2021年3月からイタリアで撮影がスタートした、イタリアの老舗ブランドであるグッチ(Gucci)の創設者一族の闇を描く映画『ハウス・オブ・グッチ(原題:House of Gucci)』は、2022年1月14日の日本公開に先駆けて欧米でついに公開。
アメリカで『ハウス・オブ・グッチ』はオープニング3日の興行収入が1,490万ドル(約16億円)を記録し、上々な滑り出しを見せている。
この映画はグッチ一族を主人公にしたストーリーだけでなく、レディー・ガガやアダム・ドライバーのほかにも、ジャレッド・レトやアル・パチーノなどの豪華俳優が実在の人物を演じているところも見どころの1つだが、その他にもファッションも注目を集めている。
というのも、1995年に起きたマウリツィオ殺害事件をめぐる物語がメインで描かれているため、キャストが着用している衣装の中には、グッチのヴィンテージのアイテムが。この貴重なヴィンテージアイテムは、じつはグッチの歴史的なアーカイブへのアクセスの許可を受けて、グッチの全面協力のもと撮影が行なわれていた。
そのため、『ハウス・オブ・グッチ』公開後、グッチのアイテムに関する検索率が前週と比べ73%もアップしたとファッションECサイトLove the Salesが報じた。なかでもバッグの検索率が急上昇したようで、257%も増加したよう。
映画ファンだけでなく、ファッション好きも楽しませてくれる『ハウス・オブ・グッチ』。貴重なグッチのアーカイブが使用されているので、ファッションや小物にも注目したい。(フロントロウ編集部)