Virgil Was Hereでお披露目された最新のエアフォース1
2021年11月28日に41歳という若さでこの世を去った、オフ・ホワイト(Off-White)やルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のデザイナーを務めたヴァージル・アブロー。ヴァージルが亡くなった2日後には、ヴァージルにとって最後と言われるルイ・ヴィトンのショー「Virgil Was Here(ヴァージルはここにいた)」がマイアミで開催され、仲良かったカニエ・ウェストやベラ・ハディッド、ファレル・ウィリアムスなどが参加した。
ヴァージルは生前、ルイ・ヴィトンとナイキがコラボしたスニーカーを何足も手掛けており、最後のショーにもコラボスニーカーが登場。
そして今回、ルイ・ヴィトンとナイキがコラボしたエアフォース1の詳しいデザインが明らかに。
コラボのエアフォース1にはヴァージルの要素が
そのデザインを公開したのは、なんとジバンシィ(Givenchy)のデザイナーであるマシュー・M・ウィリアムズ。じつはヴァージルとマシューは、カニエの元で出会い、2012年にクリエイティブDJ集団Been Trillを設立するほどの仲で、マシューはヴァージルのルイ・ヴィトンでのラストショーにも駆けつけていた。
そんなマシューがルイ・ヴィトンとナイキがコラボしたエアフォース1をSNSで公開すると、瞬く間に拡散され話題に。マシューが公開したエアフォース1は、ルイ・ヴィトンのモノグラムがエンボス加工されており、シューレース部分や、サイドには過去にヴァージルが手掛けたスニーカーと同じような要素が詰め込まれている。
シンプルがゆえ、元々人気が高いエアフォース1。今は亡きヴァージルとナイキのコラボということで、争奪戦になるのは間違いない。(フロントロウ編集部)