ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の続編『And Just Like That…』の撮影でメイクを手掛けたプロが、劇中メイクで使ったというアイテムを紹介。主演を務めるサラ・ジェシカ・パーカーをはじめ、ほとんどのメインキャストのメイクで使われたアイテムとは?(フロントロウ編集部)

『And Just Like That…』のメイクである美容アイテムが活躍

 ニューヨークを舞台に女性たちの大胆な恋愛模様が描かれ、1990年代後半から2000年代にかけて一世を風靡したドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』。その続編である『アンド・ジャスト・ライク・ザット(原題:And Just Like That...)』がついに先日アメリカで配信スタート。

画像: 『And Just Like That…』のメイクである美容アイテムが活躍

 オリジナル版ではキャストのオシャレなファッションはもちろんのこと、ヘアやメイクも話題を集めたけれど、続編でもその注目度は高く、配信がスタートしてからGoogleでは「And Just Like That Makeup」の検索数が急激に上昇。多くの海外メディアでも、作品のメイクに関する記事を掲載している。

 そんななか、同作のメイクアップ部門の責任者を務めるメイクアップアーティストのシェリー・バーマン・ローレンスが、米Popsugarのインタビューで実際に使用したコスメを紹介。その1つが、以前フロントロウでも紹介した海外のSNSで話題のアイテムだった。

 そのアイテムとは、ビューティーブランドのラッシュファイ(Lashify)が販売するつけまつげキット「ザ コントロール キット(The controlkit)」。このつけまつげキットが、ほとんどのキャストのメイクに使われたという。

画像: lashify.com

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海外で話題を呼ぶ「次世代つけまつげ」

 「ザ コントロール キット」は、まつげの上からではなく、下からつけるという新しいタイプのつけまつげ。

 マスカラタイプの接着剤をたっぷりと塗り、まつげの下からつけまつげをつけておさえるだけで、なんと5〜7日も持続するという優れもの。海外のSNSではつけまつげとまつエクを掛け合わせたような優秀さが話題を呼び、今年CosmopolitanやMarie claire、New beautyなど多くのメディアのコスメアワードを受賞している。

 そんな「ザ コントロール キット」が、『アンド・ジャスト・ライク・ザット』の撮影現場で大活躍。シェリーは、「それぞれの魅力を活かすため、色んなコスメが撮影に使われたけれど、もっとも欠かせなかったのは間違いなくラッシュファイのつけまつげだった」とコメント。春に撮影が始まってからクランクアップまで必ず使用していたという。

 主人公のキャリー役のサラ・ジェシカ・パーカーをはじめ、ミランダ役のシンシア・ニクソン、シャーロット役のクリスティン・デイヴィス、そして本作から新たにキャストに加わったリサ・トッド・ウェクスリー役のニコール・アリ・パーカーやチェ・ディアス役のサラ・ラミレスといったメインキャストのメイクには、ラッシュファイの「ザ コントロール キット」を必ず使用していたそう。

画像: 海外で話題を呼ぶ「次世代つけまつげ」

 これほどまで多くのキャストに使用した理由についてシェリーは、「このつけまつげは、まつげの下からつけることで、つけているように見えないほど自然に仕上がるから」と説明。まるで自まつげのように見えるほど自然なのに、ふさふさのまつげが叶うのだという。

 ちなみに「ザ コントロール キット」は、『アンド・ジャスト・ライク・ザット』の撮影現場だけでなく、セレブのレッドカーペットメイクでも頻繁に取り入れられていて、今年のメットガラでは、リリ・ラインハートやゾーイ・ドゥイッチ、エイザ・ゴンザレス、リリー・オルドリッジなどのセレブが使用している。

 ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』の続編『And JustLike That…』の撮影で使用されたLashifyのつけまつげキット「ザ コントロール キット」。価格は145ドル(約1万6,500円)で、公式サイトから日本でも購入できる。(フロントロウ編集部)

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