テニス王者ウィリアムズ一家の実話『ドリームプラン(原題:King Richard)』
映画『ドリームプラン(原題:King Richard)』は、世界最強のテニスプレーヤーと称されるセリーナ・ウィリアムズとビーナス・ウィリアムズをワールドチャンピオンに育て上げた破天荒な父リチャードの驚きの実話。お金もコネもないテニス未経験の父が独学で作った「計画書=ドリームプラン」を中心に、愛と希望に溢れた父の壮大な計画とそんな父を信じた娘の絆を描く感動作。
ウィリアムズ一家が制作に全面協力した本作をプロデュースするのは、リチャード役で主演も務めるウィル・スミス。辛口批評サイトRotten Tomatoesでオーディエンススコア99%の高評価を得ている本作でのウィルの演技は大絶賛されており、早くもアカデミー賞の呼び声があがっている。
ドリームプラン』予告編
『ドリームプラン』あらすじ
ある日、優勝したテニスプレーヤーが4万ドルの小切手を受け取る姿をTVで見たリチャードは、子供が生まれる前から「世界王者にする78ページの計画書」を独学で作成。お金もコネもなく練習するのも劣悪な環境下、途方もない問題に直面しながらも、ビーナス&セリーナと共に“ドリームプラン”を実行し続けた。その常識破りのプランでいかにして二人の娘が世界の頂点へ上りつめるのか⁉ どんなに無謀だと言われても揺るがぬ信念を持ち、子供の可能性に人生のすべてを捧げ、不可能をぶち壊し突き進んでいくリチャードの姿に心を揺さぶられる、一生忘れられない感動作
超大物セレブも大絶賛!ウィル・スミスは嬉しさのあまり半泣き
アメリカのアスリート界で最も尊敬されている女子テニス選手の一家の物語を、ハリウッドで最も尊敬された俳優のひとりが映画化するとあって、映画『ドリームプラン』はセレブ界でも注目されている。
本作を見に行ったという大物司会者のオプラ・ウィンフリーは、「黒人の家族を描いた作品でこの映画ほど学びと高揚感を得られたものはない。映画を見た後、よりよく生きたいと思わせてくれる」と、自身のインタビュー番組『The Oprah Conversation』で大絶賛。
黒人として世界で初めて一代でビリオネアになり、エンタメに関する深い理解があるオプラはウィルにとっても尊敬する存在。その言葉を聞いたウィルは、感無量のあまり言葉を詰まらせると、「少し落ち着かせてくれ。本と映画好きなオプラが好きって言ってくれた。これでもう十分、(インタビューは)終わりでいい」とジョークを飛ばした。
そんなウィルの感動にたたみかけるように、オプラは「みんなホリデーシーズン(※アメリカでの公開は11月)に家族であの映画を見て、誇りに溢れた気分に満たされるはず」と続けた。
さらに本作では、作品のビジョンに共鳴したビヨンセがエンディングテーマとして新曲「ビー・アライヴ (フロム・キング・リチャード)」を書き下ろした。ビヨンセが自分の主演映画以外の作品のために新曲を書き下ろすことは珍しいことなので、それだけ彼女がウィリアムズ家の感動の実話を世界に伝えたかったということ。
映画『ドリームプラン』は、2022 年 2 月 23 日より日本公開。(フロントロウ編集部)