ベン・アフレックがアルコール依存症について語る
アルコール依存症から更生するために過去3回にわたってリハビリ施設に入っていた俳優のベン・アフレックが、酒に溺れた原因が家族にあるかのような発言をして、ファンからひんしゅくを買ってしまった。
事の発端となったのは、先日出演したラジオ番組『The Howard Stern Show(原題)』でのこの発言。
「(前妻のジェニファー・ガーナーや子供たちと生活を続けていたら)恐らく今も酒を飲んでいただろう。僕が酒を飲み始めた理由のひとつはそれだ。(家庭生活に)囚われていたんだ。『子供がいるから離れられない。でも幸せじゃない。どうしよう』って感じだった。だから、スコッチを1本飲んでソファーで寝ることにした。でも、それは何の解決にもならなかった 」
ベンが健康的な生活を取り戻すことができたのは、元妻のジェニファーの献身的なサポートがあってのことだった。にもかかわらず、ジェニファーや子供たちをないがしろにするような言動をしたベンに世間からは厳しい声が。
前妻や子供たちのせいにするつもりはなかったと弁明
後日、人気トーク番組『Jimmy Kimmel Live! (原題)』に出演したベンは、「子供たちに僕が彼らの母親の悪口を言っていると思われたくない」と言うと、発言のほんの一部だけを切り取ったことによって誤ったかたちで伝わってしまったと釈明。さらにこう続けた。
「僕たちはお互いを尊敬しているし、今でもお互いのことを大切に思っている。もちろん子供たちのことも大切にしているし、彼らのことを第一に考えている。そして、(家族として)色々なことを乗り越えてきたんだ。なのに、僕はアルコール依存症になったのを前妻のせいにしたと言われ、最低で無神経で愚かなひどい男に仕立て上げられた」
ベンは、有名人という立場上、私生活が見出しになったり、写真をネタにされたりすることは“理解している”としながらも、家族のことに関しては「線引きをして、はっきりさせなければならない」と説明。「(報道されている内容は)事実ではない。僕は決してそんな風に思っていない。本当の僕や僕の考えは言われていることとはむしろ真逆だ」としている。(フロントロウ編集部)