タトゥーでヴァージル・アブローを追悼
9月にリリースされたアルバム『Certified Lover Boy』が大ヒットを記録したドレイクといえば、胸元に大きなフクロウのタトゥーや叔父や祖母、そして22歳で亡くなったアーリヤの顔がデザインされたタトゥーなどを入れており、タトゥー愛好家として知られる。
そんなドレイクが腕に新しいタトゥーをゲット。今回ドレイクはレブロン・ジェームズやポスト・マローン、トラヴィス・バーカーなどのセレブを顧客に持つタトゥーアーティストGangaを、彼が拠点にするロサンゼルスからドレイクの自宅があるトロントまで呼び寄せて施術してもらったよう。
これまで様々なデザインのタトゥーを入れてきたドレイクが今回入れたデザインは、11月に41歳という若さで亡くなった、オフ・ホワイト(Off-White)の生みの親でルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)のデザイナーを務めたヴァージル・アブローの姿。
ドレイクが腕に入れたヴァージルの姿は、100年以上続くヴィトンの歴史のなかで初の黒人デザイナーとして起用され、はじめて行なったコレクションのランウェイに紙飛行機を投げた姿がモチーフとなっている。
ヴァージルにとって紙飛行機や飛行機というのは1つのモチーフとなっており、ルイ・ヴィトンでの最後のショーにも登場した。
亡き友人ヴァージルのことを忘れないために腕にその姿を入れたドレイク。ドレイクにとってヴァージルがどれだけ大切な人だったかを証明するタトゥーになった。(フロントロウ編集部)