※この記事には映画『ハリー・ポッター』シリーズのネタバレを含みます。
ダニエル・ラドクリフがヘドウィグについての質問に回答
2001年11月に1作目となる映画『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開されてから20周年を迎えた映画『ハリー・ポッター』シリーズ。映画にはドラゴンといった魔法界の生物を筆頭に多くの動物たちも登場するが、中でも特に印象的な動物のキャラクターといえば、ダニエル・ラドクリフ演じる主人公のハリーが飼っているフクロウのヘドウィグだろう。
ヘドウィグは『賢者の石』の時にルビウス・ハグリッドが11歳の誕生日プレゼントとしてハリーに贈ったシロフクロウで、2010年に公開された7作目の映画『死の秘宝 Part 1』で描かれた、ヴォルデモートの部下である死喰い人たちとの戦いのなかで命を落とすまで、7作品すべてに登場した。
実に9年にわたってシリーズに登場し続けたヘドウィグだが、撮了後、ヘドウィグを演じたフクロウはどうしていたのだろうか? 以前、ダニエルが明かした“意外な事実”を紹介する。
ダニエルは2014年に米掲示板サイトRedditでQ&Aを行なった際、「すべての映画が終了した今、ヘドウィグはどうしていますか?」と質問されると、次のように答えた。
「えっと、どのヘドウィグかな? 3羽か4羽いたんだ」
「フクロウたちは、『ハリー・ポッター』で動物部門の責任者を務めたゲイリー・ジェロと一緒に暮らしているんじゃないかな。彼がどこかで全員の面倒を見ていると思う。演技を引退したフクロウたちが暮らす家にいるんじゃないかな」とダニエルは続けた。
ヘドウィグを演じたフクロウは7羽いた
なんと、ヘドウィグを演じたフクロウは一羽ではなかった! ダニエルは「3羽か4羽いた」と語っていたが、米Humane Hollywoodによれば、実際には7羽のフクロウたちがヘドウィグを演じていたという。
ヘドウィグを演じていたのは、ギズモ、キャスパー、ウップス、スウープス、オーオー、エルモ、バンディットの7羽で、そのうちギズモが主に演じていたという。ちなみに、鳥に関する書籍を数多く手掛けている著者のローラ・エリクソン氏によれば、原作のヘドウィグはメスのシロフクロウであるものの、映画で演じていた7羽はすべてオスだそう。
実は7羽が演じていたというヘドウィグ。20周年の節目に『ハリー・ポッター』シリーズを観返す時には、ぜひヘドウィグをどのフクロウが演じているかにも注目してみては? どの場面でギズモ以外のフクロウが演じていたかに気がつくことができたら、相当の目利きかも。(フロントロウ編集部)