※この記事には重度のアレルギー反応に関する写真が含まれます。閲覧にはご注意ください。
ヘナでアイブロウのティントをした翌日…
クリスマスイヴの日に、英コルチェスターの病院をチェイエンという14歳の少女が訪れた。
母親によると、チェイエンは前日に地元の店でヘナを使った眉毛とまつ毛のティントをしてもらったという。 しかし使用されたヘナにアレルギーを持っていたため腫れが出てしまい、病院でステロイドと鎮痛剤を処方してもらった。
しかしその夜、症状は悪化。チェイエンの顔の腫れはどんどんひどくなり、両目は前がまったく見えなくなるほど腫れあがってしまった。それを見た母親はびっくりして、チェイエンは緊急外来へ。そして病院では、生きていてラッキーだったと言われたという。
チェイエンは、「本当に最悪でした。パーティーに行くつもりで、まつ毛と眉毛を染めてもらったんです。クリスマスだからすごく楽しみにしていて。目が覚めたら、顔全体が腫れていて何も見えませんでした。医者からは視力を失い死んでいたかもしれないと言われました。恐ろしい体験でした。痛みで悲鳴をあげていました」。
クリスマスパーティーのために受けた施術のせいで、クリスマスを病院で過ごすことになったチェイエン。その後退院したそうだが、眉毛まわりに痛みをともなう水ぶくれができ、髪が抜け始め、目元も黄色く腫れたままだそうで、チェイエンは症状が続くことを心配しているという。「水ぶくれがたくさんできて、それがどんどん広がっていくんです」とチェイエン。
チェイエンが施術を受けることを知らなかったという母親いわく、店側は施術前に母親に電話したそうだが、母親が電話に出なかったため祖母に連絡して承諾を受けたという。「症状がすごくひどくなる前に、(アレルギー)反応が出たことを(店側に)伝えました。その時は返金と無料での施術を提供すると言われました。お店のオーナーからその後、ずっと連絡をもらっています」と明かしたチェイエンの母は、まだ10代の子供がアイブロウメイクをやりたいと思ったことを振り返り、最後にこう語った。
「私は他の親御さんに警告したいです。どんな時もパッチテストをするようにと。ただ、もっとも重要なことは、彼らはすでに美しく、このような治療を必要としていないことを子供たちに教えることです。(中略)娘が生きていて、視力を失っていないことが幸いです」。(フロントロウ編集部)