映画『ハリー・ポッター』シリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンが、同作で共演したマルフォイ役のトム・フェルトンに「恋に落ちた」瞬間について明かした。(フロントロウ編集部)

エマ・ワトソンとトム・フェルトンがお互いへの愛を語る

 2001年に1作目となる映画『ハリー・ポッターと賢者の石』から20周年を迎えた映画『ハリー・ポッター』シリーズ。2011年に公開された8作目『死の秘宝 Part 2』まで10年にわたって続いた同シリーズでハーマイオニー・グレンジャーを演じたエマ・ワトソン(31)が、作品内では敵だったドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトン(34)を好きだったというのは有名な話。

 エマは以前、トムが自身にとっての“初恋の人”であることを認めて、「最初の2作までは、ずっとトム・フェルトンに片思いしていた」と米Seventeenとのインタビューで明かしている。

 シリーズ終了後もプライベートで交流するなど、親友同士として知られるエマとトムが今回、『ハリポタ』シリーズ20周年を記念して米HBO Maxで配信された特別番組『Harry Potter 20th Anniversary: Return to Hogwarts(原題)』に出演して、お互いへの愛について語った。

エマ・ワトソンがトム・フェルトンを好きになった瞬間を振り返る

 番組のなかで、エマはトムに恋に落ちた瞬間について明かしており、「(セットにあった)勉強用の教室に入って行った時がありました。自分が思う神様の絵を描きなさいという課題が与えられていたんですけど、トムはその時、帽子を後ろ向きに被った、スケートボードに乗っている女の子の絵を描いていたんです」と当時を振り返っている。

 エマは幼いながらにその時にトムのユニークな感性に惹かれたのだといい、「どう言っていいか分からないんですけど、私は彼に恋に落ちたんです」と明かした。

 トムを好きになってからは、毎日セットで彼に会うのが楽しみになったといい、「私は毎日、予定表に彼の番号があるか確認していました。7番だったんですけど、予定表に彼の番号があった時は、より最高の日という感じでしたね」とエマ。「彼は私よりも3歳上なので、彼は『君は妹のような存在だよ』っていう感じでしたけど」と続けて語り、自身を妹のように思っていたトムが自分を恋愛対象に見ることはなかったと振り返った。

 一方、トムはエマとの関係性について「僕は彼女のことをとても大切に思うようになっていきました。僕はずっと彼女のことが好きでしたし、それはこれからも変わりません。何というべきか分かりませんが、ずっと親近感のようなものがありましたね」と語り、彼女への愛は常に持ち続けていると明かした。

 お互いへの愛を持ち続けてきたエマとトムだったが、そんな2人が恋愛に発展したことは一度もなかったそう。「私たちの間にロマンチックな何かが起きたことは一度もありません」とエマ。「お互いのことを愛しているというだけ。私に言えるのはそれだけです」と、お互いを大切に思っているものの、関係がロマンチックなものになったことはないと強調した。(フロントロウ編集部)

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