映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が22年4月公開
2018年11月に劇場公開され、興行収入65.7億、観客動員473万人を突破し大ヒットを記録した『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に続き、最新作となる『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が2022年4月8日に公開となる。
特報が解禁されると、多くの歓喜の声と共に、映像から読み取れる本作のストーリーを考察する声も多数上がり、大きな盛り上がりを見せ、Twitterの世界トレンド入りも果たした。日本でも前売り券が発売となっているが、過去2作を上回るペースでの売れ行きとなっており、ファンタビイヤーの到来を予感させている。
【あらすじ】
シャイでおっちょこちょいな魔法動物学者ニュートが、ダンブルドア先生や魔法使いの仲間たち、そしてなんとマグル(非魔法族)と寄せ集めのデコボコチームを結成。ホグワーツ城、ホグズミード村、不思議なトランクや可愛い仲間のビーストたちとともに、ますます広がる魔法の世界。そして、最強の魔法使いと謳われるダンブルドア先生に隠された、ハリー・ポッター魔法ワールド最大の秘密が解き明かされる!いよいよ始まる、全世界待望の“ファンタビ新シーズン”がやってくる。
そして、2022年1月6日は主人公ニュートを演じるエディ・レッドメインの40歳の誕生日!
アカデミー賞主演男優賞受賞歴を持つ輝かしい功績、確かな演技力、愛される人柄をご紹介。また、彼が演じる本作の主人公ニュートにも迫る!
華麗なる一族から誕生し、イギリスを代表する世界的人気俳優、エディ・レッドメイン
1982年1月6日にロンドンで生まれたエディ・レッドメイン。父は銀行の頭取、2人の兄はそれぞれ企業家、銀行の重役という格式高い家柄で生まれ育ち、幼いころから演技を学びながら英国一の名門全寮制男子校イートン校へ進学。
なんと、イギリス王室のウィリアム王子と同期で、同じラグビーチームに所属しており、学友であったというエピソードも。
卒業後も俳優を続け、舞台俳優としてキャリアを積み、2009年名優アルフレッド・モリーナとの2人芝居『Red』でブロードウェイ・デビューを果たすと、名誉あるローレンス・オリヴィエ賞助演男優賞とトニー賞助演男優賞を受賞し、高い表現力と甘いマスクで一躍脚光を浴びる。
その後、映画俳優としてもめざましい活躍をみせ、大ヒット作『レ・ミゼラブル』(2012年)でマリウス役に大抜擢。観客を魅了する歌声で、世界的な人気俳優となった。
そして、『博士と彼女のセオリー』(2014年)で“車いすの天才物理学者”として知られるスティーブン・ホーキング博士を熱演。大学院時代にALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症したスティーブンと妻ジェーンの夫婦の関係性と胸の内を描いたラブストーリーという難しい役柄を見事演じきった。
ホーキング博士自ら「まるで自分を見ているようだった」と感激のコメントを残すほど、キャラクターに入り込みながらチャレンジングな役に挑み、アカデミー賞主演男優賞とゴールデングローブ賞最優秀主演男優賞を受賞。
『リリーのすべて』(2016年)では世界で初めて性別適合手術を受けた風景画家リリー・エルベを演じ、人生をかけて苦悩に向き合った繊細な役どころを見事に演じ切り、高い評価を得た。幅広い役柄と確かな演技力で役者としての功績が認められ、エリザベス女王から大英帝国勲章を受賞。まさにイギリスを代表する俳優となった。
しかしプライベートでは一般人としての生活を心がけており、未だに公共の交通機関を使っているとの噂も。フランクで気取らない人柄も愛される理由のよう。
『ファンタスティック・ビースト』主人公ニュートでも大活躍!
制作陣から「ニュート役はエディしかいない」と最初から考えていたとの声もあるほど、自身の持つ純粋さや初々しさ、爽やかさがニュートのキャラクターにぴったりと合致。まさに実在するニュートとして高い人気を誇っているエディ。
実在した人物や意外性のある役を演じることも多いエディであったが、ファンの間では彼の素顔が垣間見られる作品として人気であり、またエディ自身にとっても代表作となった。
エディが演じる主人公ニュートはシャイでおっちょこちょいな一面もあるが、魔法動物をこよなく愛する魔法動物学者。基本的に温厚でマイペースな性格だが、一本筋の通った正義感と博愛の精神を持ち、どんな相手に対しても物怖じすることなく言うべきことをはっきり言うことが出来る勇敢な心も持っている。
かつては、ホグワーツ魔法魔術学校のハッフルパフの寮生で、教師だったダンブルドア先生の教え子でもあったニュートは、母校の校長であるダンブルドア先生に物申せる貴重な人物であり、よき相談相手、そして友人としてお互いを尊敬しながら関係を築いている。
また、誰かに肩入れすることを好まない性格だが、2作目で旧友のリタ・レストレンジ(ゾーイ・クラヴィッツ)が史上最悪の魔法使いグリンデルバルドとの闘いのなかで亡くなり、ついにダンブルドア先生や闇祓いである兄のテセウスらと共に戦うことを選択する。最新作では一体どんな活躍を見せてくれるのか。そして明かされるダンブルドアの秘密とは?
映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は2022年4月8日に公開予定。(フロントロウ編集部)