ダコタ・ジョンソンの両親は娘のハリウッド進出に反対だった
官能映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』でヒロインのアナを演じて大ブレイクした俳優のダコタ・ジョンソンが、自身が役者を目指すことにハリウッドスターの両親はあまり乗り気ではなかったことを米W Magazineのインタビューで明かした。
ご存じの方も多いと思うが、ダコタの両親は映画『ワーキング・ガール』を代表作に持つ俳優のメラニー・グリフィスと、80年代に一世を風靡したドラマ『特捜刑事マイアミ・バイス』で主演を務めていた俳優のドン・ジョンソン。また、母方の祖母はアルフレッド・ヒッチコック監督の映画『鳥』で主人公のメラニーを演じたティッピ・ヘドレンで、映画『デスペラード』などの作品で知られる俳優のアントニオ・バンデラスが継父だったこともある(※)。
※ダコタの母メラニー・グリフィスと1996年から2015年まで婚姻関係にあった。
まさに華麗なる一族のもとに生まれ、華やかな世界で活躍する両親を見て育ったダコタは、幼少期から俳優業に憧れを持っていたが、そんな彼女の思いとは裏腹に両親は娘ができるだけ普通の生活を送ることを望んでいたという。
「両親は私に(俳優になることを)思いとどまらせようとしました。うまくいったでしょう?(笑)でも、私は両親の考えを理解していました。2人とも私にできるかぎり長く子供時代を過ごしてほしかったんです」
ちなみに、ダコタいわく、物心つく前から“俳優になりたい”と思っていたそうで、「0歳からの夢でした。私は(映画やドラマの)セットで育ったも同然でしたから。両親はいつも素晴らしいアーティストと一緒に仕事をしていて、私はそれが羨ましくてしょうがなかったんです。早く私もその一員になりたいと思っていました」と語っている。(フロントロウ編集部)