マーガレット・クアリーとシガーニー・ウィーヴァーがタッグを組んだ映画『My Salinger Year』の邦題が『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』に決定し、2022年5月より日本公開されることとなった。(フロントロウ編集部)

映画『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』が日本公開決定

 ハリウッドの新星マーガレット・クアリー(映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)と名優シガーニー・ウィーヴァー(映画『アバター』、『エイリアン』)がタッグを組んだ『My Salinger Year(原題)』の日本公開タイトルが『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』となり、2022年5月6日より全国公開することが決定した。

 舞台は90年代のニューヨーク。作家を夢⾒るジョアンナ(マーガレット・クアリー)は、⽼舗出版エージェンシーでJ.D.サリンジャー担当の上司マーガレット(シガーニー・ウィーヴァー)の編集アシスタントとして働き始める。

 ⽇々の仕事は、世界中から毎⽇⼤量に届くサリンジャーへの熱烈なファンレターを処理すること。⼩説の主⼈公に⾃分を重ねる10代の若者、戦争体験をサリンジャーに打ち明ける退役軍⼈、作家志望の娘を亡くした⺟親など、⼼揺さぶられる⼿紙を読むにつれ、飾り気のない定型⽂を送り返すことに気が進まなくなり、ふとした思いつきで個⼈的に⼿紙を返し始めるが…。

 ジョアンナは偉⼤な作家の声を借りていくうちに、自分自身を見つめ直すことになる。友人や恋人との関係について、夢にかける情熱について、そして自分の将来について…。「特別」になりたいと願うジョアンナが、自分のストーリーを生きるための、ニューヨークで開く人生の1ページ。

 都会の片隅で理想と現実の間で揺れ動く女性の姿を、瑞々しくユーモアたっぷりに描いた映画『レディ・バード』や『フランシス・ハ』に続く、共感度 100%の“⼤⼈の”⾃分探しムービーの新たなる傑作が誕⽣。

 原作は、本が⽣まれる現場での⽇々を印象的に綴ったジョアンナ・ラコフの⾃叙伝『サリンジャーと過ごした⽇々』(柏書房)。サリンジャー担当の⼥性エージェントと新⼈アシスタントの「驚きの実話」を描く。

マーガレット・クアリー×シガーニー・ウィーヴァーのタッグ

 主⼈公ジョアンナを演じるのは、映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の“プッシーキャット”役で存在感を放ち、ハリウッド期待の新星として注⽬を集めるマーガレット・クアリー。瑞々しい演技で新⽶アシスタントを熱演した。

画像: マーガレット・クアリー×シガーニー・ウィーヴァーのタッグ

 マーガレット役は名優シガーニー・ウィーヴァー。映画『アバター』や、『エイリアン』など数多くの⼤ヒット作で活躍する⼀⽅で、スタンフォード⼤学&イェール⼤学を卒業した経歴を併せ持ち、知的でクールなイメージそのままに上司を演じる。

 メガホンを取ったのは、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた映画『ぼくたちのムッシュ・ラザール』や『グッド・ライ〜いちばん優しい嘘〜』を⼿がける⼈間ドラマの名⼿フィリップ・ファラルドー。

 映画『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』は、2022年5月6日に日本公開。(フロントロウ編集部)

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