Siriに『ハリポタ』の呪文「ルーモス」を唱えると…
ハリー役のダニエル・ラドクリフやハーマイオニー役のエマ・ワトソン、ロン役のルパート・グリントらなつかしの面々が再集結した特別番組『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』が話題の『ハリー・ポッター』に出てくる呪文、「ルーモス」をiPhoneの音声アシスタント「Siri」に向かって唱えると“起きること”をご存じだろうか?
『ハリー・ポッター』の世界では「ルーモス」は杖に光を灯す呪文として知られるが、米Screen Rantによると、この呪文を英語版のSiriに唱えるとiPhoneのフラッシュライトを点灯させることができるという。また、「ルーモス」の反対呪文である「ノックス」と唱えると、フラッシュライトが消えるようになっている。
Googleアシスタントでも反応するとのことなので、iPhoneだけでなくアンドロイド端末でも魔法使いになった気分を味わうことが可能。しかも、使える呪文はこの2つだけではない。
対象を一時的に黙らせる呪文「シレンシオ」と唱えると、サイレントモード(マナーモード)にすることもできるそう。ただし、「ルーモス」と違ってサイレントモードを解除する反対呪文はない。物体を引き寄せる呪文「アクシオ」もそのひとつ。特定のアプリを開きたいときに、Siriに「アクシオ、ツイッター」や「アクシオ、インスタグラム」と唱えるだけで、アクシオのあとに名前を言ったアプリを開いてくれる。
ちなみに、こちらも英語版のみの適用となるものの、iPhoneの音声コントロール機能を使ってユーザー自身が好きな呪文を設定するという方法もある。やり方はいたって簡単。「音声コントロール」メニューにある「コマンドのカスタマイズ」を選択し、「新しいコマンドを作成」で好きな呪文をコマンドフレーズとして入力し、あとはコマンドを起動したときに実行させたい関連アクションを設定するだけ。米Inside The Magicのエディターは、この方法で“死の呪文”として知られる「アバダ ケダブラ」を唱えることで、機内モードになるように設定にしたことを明かしている。(フロントロウ編集部)