ジェレミー・レナーが『アベンジャーズ』が集結した初日の裏話を明かす
サミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリーが招集したヒーローチームである“アベンジャーズ”が初めて集結して、大きな話題になった2012年公開のMCU映画『アベンジャーズ』。ロバート・ダウニー・Jr.演じるアイアンマンやスカーレット・ヨハンソン演じるブラック・ウィドウ、クリス・ヘムズワース演じるソーらがついに顔を揃えた本作だが、この作品でMCUデビューを果たしたのが、ホークアイことクリント・バートンを演じたジェレミー・レナー。
昨年11月に初の主演シリーズとなる『ホークアイ』も公開されたジェレミーが今回、ポッドキャスト『Armchair Expert(原題)』に出演して、今年で公開から10年を迎える『アベンジャーズ』撮影時の思い出を振り返った。
番組のなかで、MCUのメンバーに加わった当時について、「もし何かしらスポーツをやったことがあれば分かるかと思いますが、新しいチームに加入するようなものです」と振り返ったジェレミーは、「ダウニーのことや、スカーレットのことは以前から知っていました」と、中には以前から知っていた俳優たちもいたとした上で、「ヘムズワースのことはまだ知らなかったんです」と明かした。
ジェレミーによれば、クリスのことを知らなかったのは自分だけではなく、他のキャストたちも同様だったといい、「初日は、衣装を着て歩き回っていました。ハロウィーンみたいで楽しかった一方で、ばかばかしい気分にもなりましたけど。僕ら全員が何らかの形でお互いを知っていました。ただ誰も、ヘムズワースのことは知らなくて。彼は(自分たちとは違って)オーストラリア出身だったので」とキャストたちが顔を揃えた初日のことを振り返っている。
人気俳優ばかりが集結した『アベンジャーズ』だが、そんな豪華なメンバーの中でも、クリスのハンサムぶりは際立っていたといい、「彼が一番背が高くて、一番見た目も整っているんですよ」とジェレミー。
そんなクリスに嫉妬したのが、記念すべきMCUの1作目『アイアンマン』から出演していたロバートだったそうで、ジェレミーは続けて、ロバートからジョーク交じりに提案されたことを次のように明かした。
「ダウニーはこんなことを言っていました。『僕らで彼の膝を破壊しなければいけないね。アイツを追い出そう。イケメンすぎるよ。背も高いし、魅力的だ。嫌になるね』と」
“見た目が良い”という、理不尽すぎる理由で膝を破壊される危機に陥っていたクリス。『アベンジャーズ』の仲間たちすら嫉妬する魅力の持ち主であるクリスについて、ジェレミーは番組で「素晴らしい人ですよ」と賛辞を寄せた。(フロントロウ編集部)