復縁への思いをにじませるカニエと、離婚を進めたいキム
2014年に結婚して、ノース、セイント、シカゴ、サームという4人の子供を授かったカニエ・ウェストとキム・カーダシアンは、約7年間の結婚生活の末、2021年2月に離婚を申請。
離婚申請から約1年、カニエはこれまでに何度かキムとの復縁を求める発言を繰り返してきたが、キムはカニエと復縁をするつもりはないようで、2021年12月に独身になるための書類を裁判所に提出した。
2人の温度差が大きくなるなか、カニエが子供をめぐる自分に対する扱いへの不満をインタビューやSNSでぶちまけている。
家の中に入れてもらえず、インタビューで不満を爆発
カニエはまずHollywood Unlockedとのインタビューで、キムの雇っている警備員が子供たちと自分の仲を邪魔したと主張。
「今週始めの月曜日、子供たちを学校に迎えに行ったら、セキュリティに門で止められました。だからその時点で、セキュリティが私と子供たちの間に入り込んでいたのです」
「ただ私は、それについて口論したくはありませんでした。だから、私はただ冷静になって、子供たちを学校に連れて行き、そして子供たちを連れて帰りました。自分で運転して彼らを送り届けたら、ノースが『2階に来てあるものを見て欲しい』って言ってきました。でも、『ああ、パパは見に行けない。パパは中に入れないから』って感じなのです。そんなことまだ決められていないのに」
そう明かしたカニエいわく、その時自宅に入れなかったのは、キムと交際中のピート・デヴィッドソンがいたからだと主張した。
シカゴの誕生日パーティーに参加できず、SNSで実況中継
カニエのインタビューのプレビュー動画がHollywood Unlockedにて公開された同じ週末、今度は、3番目の子供であるシカゴの誕生日パーティーに参加させてもらえなかったとカニエが主張。
今回はインスタグラムのライブ配信を使って主張したカニエは、「彼女のパーティーがどこで行なわれるのか教えてもらえませんでした」「私はキムに電話し、ベビーシッターにもメールを送った。トリスタン(※キムの妹クロエ・カーダシアンの元パートナー)と電話で話して、彼がクロエに尋ねてくれました。でも誰も娘の誕生日パーティーの住所を教えてくれないんです」と主張。
しかし、結果的にカニエはカイリーのパートナーであるトラヴィス・スコットに助けてもらったようで、「住所と時間を送ってくれて、娘と一緒にその誕生日の思い出を過ごせるようにしてくれたトラヴィス・スコットに感謝しないといけませんね」と報告。ただ、会場に到着したときもトラブルがあったことを明かし、「みんなに会いました。クリス(ジェンナー)とコリー(ギャンブル)とカイリーだった。着いた時にセキュリティにまた止められましたが、カイリーが入れてくれました」と語った。
そんなカニエはこのパーティーのあと、もう一つ別のパーティーを開いてシカゴのバースデーパーティーを祝ったとされている。
実際の状況はまったく違う!? キムはカニエの“告発”に困惑している
カニエの度重なる“告発”にコメントはしていないキムだが、舞台裏では「公の場での激しい抗議に悲しんでいる」と米Page SIxは報じている。「彼女は子供に関する事情はすべてプライベートなものにしたいと考えており、カニエがこれらのプライベートな事柄についてインタビューを行なったことにとても動揺しています」とある関係者はPage Sixに語った。
さらに、キムの警備員や恋人のピート・デヴィッドソンがカニエと子供たちの仲を邪魔しているような事実は一切なく、そもそもキムはまだピートを子供たちに紹介すらしていないと関係者は話した。
また、キムは“シカゴの誕生日に呼んでもらえなかった”というカニエの主張にも驚いているそう。というのも、キムの関係者いわく、別々でパーティーをやろうと最初に言い出したのはカニエだから。実際にカニエ主催のパーティーが当日の夕方に企画されており、そのパーティーは予定どおり開催された。キムはカニエのライブ配信を見て初めてカニエの“告発”を知り、彼が参加したいと知るとすぐに住所を教えたそうで、ある関係者は「彼はもともと自分が企画したシカゴのパーティーを開催するはずでした。午後4時からダウンタウンのオフィスで計画されていたのです。それなのに、キムのパーティーに急に現れただけでなく、招待されていなかったという印象を作ろうとしているのは腹立たしいですね」と米Page Sixに語った。(フロントロウ編集部)