俳優のグウィネス・パルトロウが手がけるライフスタイルサイトのGoop(グープ)から新たなキャンドル「Hands Off My Vagina(私のアソコに干渉しないで)」が発売された。売り上げの一部は“出産の自由”のために戦うアメリカ自由人権協会に寄付される。(フロントロウ編集部)

話題のキャンドルの新作は「私のアソコに干渉しないで」

 映画『アイアンマン』をはじめ数々のマーベル作品に出演する俳優のグウィネス・パルトロウが手がけるライフスタイルサイトのGoop(グープ)から、新たなキャンドル「Hands Off My Vagina(私のアソコに干渉しないで)」が発売された。

 ご存じの方も多いと思うが、グウィネスは「This Smells Like My Vagina(私のアソコみたいな香り)」や「This Smells Like My Orgasm(私のオーガズムみたいな香り)」といった奇抜な名前のキャンドルをこれまでにいくつか発表しており、今回の「Hands Off My Vagina」はその新作。

画像: 話題のキャンドルの新作は「私のアソコに干渉しないで」

 Goopによると、「Hands Off My Vagina」は、“妊娠を継続するか否かに関する女性の決定はプライバシー権に含まれる”として、人工妊娠中絶を規制する法律を違憲無効とした1973年のロー対ウェイド判決の49周年を記念して作られたもので、定価75ドル(約8,500円)のキャンドル1個につき、25ドル(約2,800円)がアメリカ自由人権協会(以下ACLU)が運営する財団に寄付されることになっている。

 ご存じの方も多いと思うが、昨年9月にテキサス州で妊娠6週目以降の人工妊娠中絶を禁止する中絶制限法が施行されるなど、アメリカでは今、“出産の自由”が奪われる危機にあり、ACLUは女性の“出産の自由”を守るために戦っていることで知られる。

 グウィネスはこの取り組みについて、「『ヴァギナ(女性器)』という言葉には大きな力があります。それでもなお繰り返し言い続けなければなりません。『干渉しないで』と。どんな状況下であれ、無関係の人が他人の女性器に干渉すべきではありません。あなたの生殖器官であなたには選択する権利があります」と声明のなかで語っている。

 ちなみに、気になる香りはというと、ヒノキとダマスクローズをベースに、香ばしいカカオと柔らかなコリアンダーがほのかに香るまろやかな感じだそう。(フロントロウ編集部)

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